桜庭一樹くんの『ファミリーポートレイト』を読みました。
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駒子は眞子の娘。
彼女たちは逃げる。
コーエイ住宅の町から、
雪の山里から、
海辺の温泉町から。
そしてついに眞子は、
駒子の前からも姿を消してしまう。
残された駒子は父に引き取られ
やがて作家となるのだが……。
前半の逃げて旅する日々のところは面白かったけれど、
後半、作家になってからは
何か『私の男』に通じる嫌なものを感じました。
これが桜庭くんの魅力とも思えないのですが……
評価 ☆☆☆