ボストン・テランくんの

音もなく少女は』を読みました。

 


音もなく少女は (文春文庫)/ボストン テラン

¥920

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耳の聞こえない少女イヴとその母親クラリッサは

不幸な生活を送っていた。

その原因は父親のロメイン。

ロメインは娘のイヴを隠れ蓑に

ヤクの売人をしているのだった。

そしてたびたびクラリッサに暴力を振るう。

クラリッサは不幸な過去を持つ女性フランの助けを借り、

ロメインを逮捕させることに成功する。

束の間の安らぎの日々。

だがやがてロメインが出所し、

さらなる不幸がクラリッサを襲う!

 

後半は、イヴの恋人チャーリーの妹ミミと

ミミの実父ロペスの物語。

このロペスもヤクの売人。

そして、ロメインなどとは段違いの悪。

ロペスはミミを取り戻そうと邪魔者を排除しにかかる。

犠牲になったのは……。

 

 

前半の面白さは後半も維持されているのですが、

そこに少し不満が。

出来ることならば後半は、

もう一段上の面白さを提供してほしかったです。

 

 

評価 ☆☆☆

 

 

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