三つの棺

ディクスン・カー

昭和60年7月29日読了


鏡を使ったトリックが気に入らない。機上ではともかく、実際には使えない。時計が進んでいたってのも気に入らないが、偶然というのはあるものだから、これは良しとしよう。けれど、グリモ―の最初の計画もおかしいのではないか? だってフレイを殺して、その後で自分がフレイに襲われたように見せかけようったって、無理じゃないか? 検視すれば、殺人(あるいは自殺)の時間というのは分かるのだから。それとも1~2時間の範囲で確実性が少なくなってしまうのだろうか? でも、おもしろい小説です。

 

 

うーむ。

でも、これ読んでも、どんな小説か、さっぱりわからないぞ。

 

 

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