小僧の神様・城崎にて

志賀直哉

昭和60年6月1日読了


 「小僧の神様」は評価しない。

 「城崎にて」、三つの死と一つの生。これだ。

 あとは、「赤西蠣太」くらいか。他の私小説風の作品は読むだけ無駄です。


この頃は、一生懸命、小説を読もうとしていた頃ですね。

明治以降の、日本の名作と言われる作品、そして、(当時としての)現代の作品、ミステリィ、SFといった作品を出来るだけ読もうとしていました。

志賀直哉、夏目漱石、森鴎外、川端康成、三島由紀夫、それぞれ数冊ずつ読んで、辿りついたのが太宰治でした。


城崎には、後年、一度だけ行ったことがあります。

なかなかよい温泉でした。