小路幸也くんの『東京バンドワゴン 』シリーズ第三弾、『スタンド・バイ・ミー』を読みました。
スタンド・バイ・ミー/小路 幸也
 
¥1,575
Amazon.co.jp

東京の、とある下町にある「東京バンドワゴン」は明治18年創業の古本屋。

でも今は、店の半分をカフェにしています。


この家の家族構成はちょいと複雑。

そこで本作では、とうとう巻頭に「登場人物相関図」が用意されました。

また、表紙裏には家の間取り図も。

これで読むのが大分助かります。


物語の語り手は、例によって店の主人勘一の妻で亡くなったサチ。


そして語られるのは、ちょっとマンネリになってきた気もしますが、春夏秋冬、この東京バンドワゴン家とその周辺の人々が織りなすLOVEに満ち溢れた心温まる物語。


本作では、とうとう我南人と大女優池沢百合枝の関係が公にされそうになりますが……、どうなるかは読んでのお楽しみ。



評価 ☆☆☆





東京バンドワゴン


東京バンドワゴン (集英社文庫)/小路 幸也
¥580
Amazon.co.jp

シー・ラブズ・ユー
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン (集英社文庫)/小路 幸也
¥580
Amazon.co.jp