このところ私事多忙でなかなか本が読めず、このプログへの感想の書き込みも減っています。


そんな折、本棚を整理していたら、昔メモしていた読書感想文を見つけました。


もう四半世紀も前のもので、今では入手困難な本も多いと思いますが、これからは新しく読んだ本の感想を書けない日は、これを掲載していきたいと思います。


テーマは「昔読んだ本」として、新読および再読と区別します。


なお、このメモは公表を前提としない個人的な覚えとして書いたものなので、今回公表するに当たっては一部改変している部分もあることをあらかじめお断りしておきます。


では、早速。



一九八四年

ジョージ・オーウェル

昭和59年1月1日読了


 ぼくは時々思うのだが、外国人の作家というのは、どうしてこう何の内容もないような小説をうれしそうに書くのか。特にアメリカのエンタティメントはひどい。くだらない語呂あわせのジョークがごろごろある。こまったことに、それが最近日本でも流行っている。


 この『一九八四年』も実にくだらない。今年がちょうどその年だというので、各マスコミがこぞって取りあげてい、ま、そのせいでぼくも買ったのだが、しかし実にくだらない、イングソック だけは実用化されればよいと思ったが。


 主人公にパワーがほしい。オブライエンを殺せ!


 どうでもいい話だが、今年はねずみ年だ。



……くだらない、しか言ってないですね。


オーウェルはイギリスの作家なのに、語呂合わせのアメリカンジョークを批判してるのもよくわからないし、しかもそこが語呂合わせになっている、という、なんとも言いようのない文章です。


ですが、面白くなかったことだけは確かなようです。


昨日図書館から、予約していた村上春樹の『1Q84』貸出出来るようになりました、との連絡をいただいたのですが、ちょっと心配になって来ました。


文中にあるイングソック は何のことかわからなかったのでリンク張っておきました。


最初、自分の書いた字が判読できず、イングリックで調べてしまいました。


恐るべきばくの悪筆!



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