「男の子を伸ばす父親はここが違う!」
           松永暢史 著

(抜粋)

無責任な人間が増えて迷惑行為がどんどん連鎖していくと、世の中はとても住みづらくなる。
そういうことは明確に理解できていて、責任を法擲することはない。
人としてこれは大切なこと。
「自分さえよければそれで構わない」という人間がひしめき合って社会を形成していくと、住みづらい。こんな時代は長続きしない。

(中略)

子供に比べて圧倒的に経験の多い大人は、予測が立てられる。
予測が立てられる大人は、子供たちに「あること」をやったら「こんなこと」が起こり得ることを教えなければならない。
それを積み重ねて子供たちは予測する能力が付き、「自覚」が生まれる。
つまり、自分が今やっていることが、自分や周囲にどういう影響を及ぼしているのか、それを予測し、自覚するようになる。

(中略)

どんなに嫌でもやらなくてはいけないことはこの世にごまんとある。
大人になったとき、それから逃げてばかりいては「ダメ人間」のレッテルを貼られることでしょう。