https://netallica.yahoo.co.jp/news/20171218-33301625-a_aaac
出入り女性と深い仲に…京大卒警察庁キャリアの“能天気”
セックスの代償は大きかった――。
警察庁は45歳のキャリア職員が出入り業者の女性に飲食費などを払わせていた問題で、この職員の懲戒処分を発表。女性に65万円分を負担させたとして停職1カ月。職員は15日付で辞職した。
この問題は今年2月、写真誌「フライデー」の報道で発覚した。同誌によると、警察庁から警視庁交通総務課長に出向していた阿武孝雄氏が2015年11月、交通事故防止の器材などを納入する会社の役員を務める30代のA子さんと深い仲に発展。阿武氏には妻と3人の子供がいるが、A子さんに「妻と別れて君と結婚する」と語り、A子さんはその言葉を信じて関係を続けた。ちなみに彼女は女優の香里奈似という。
A子さんは食事代やホテル代、タクシー代を払い、「彼のために数百万円使ったと思います」と告白。彼女の経済状態が悪化し、デート費用を出すのが難しくなると、阿武氏の態度が一変し、結婚や同居の話が立ち消えになったという。
阿武氏は行為の最中に相手の首を絞め、女性の下着をかぶったり靴の匂いをかぐ趣味があり、A子さんの靴を鼻に押し当てている写真も公開された。
■依願退職ゆえ退職金が
阿武氏は京大法学部卒。38歳の若さで神奈川県警警務部長に就任したエリートで将来を嘱望されていたが……。
「エリート特有の『危機感ゼロ』を露呈しました」とは警察関係者だ。
「実はフライデーに出る前から警視庁内で2人の仲がウワサされていたのです。阿武氏が交通総務課の部屋に彼女を招き、2人きりになることもあったとか。そのため周囲は“あの2人、様子がおかしい”と気付き、巻き添えを恐れて、“A子さんは危ない。彼女の会社への発注には気を付けよう”との声まで上がっていた。阿武氏だけがそうした動きに気付かなかったのです」
阿武氏はスラリとした体形のイケメン風で、職場での評判は悪くなかったそうだ。
「年内にケリをつけるためにこの時期に処分を決定したようです」(前出の関係者)
依願退職なので退職金は支払われるが、懲戒処分のため満額を受け取れない可能性もある。快楽には落とし穴が付きものだ。