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開花期のこと

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ブログ書くの3ヶ月ぶりらしい。汗

 

 

ツイッターとインスタに押されて、

更新頻度の低さったらもう。

 

 

まずは9/13のNewシングル「存在照明」発売しました。

 

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名古屋のリリースイベントは台風で中止になっちゃったけど、

全国各地でインストアとキャンペーン伺いました。

沢山の方が来てくれた。

 

 

CDリリースっていう手段は、

今の時代もう選びにくい手段になってしまったし、

これからはもしかしたらもう選ばないかもしれない。

でも、こうやって新しい作品をまた手に取ってもらえた事が

何よりも嬉しいです。

 

 

2017年の春夏は

9/23のZeppダイバーシティで5周年ライブに向けて

動いてきた時間がメインだったので、

 

 

御礼も兼ねて5周年ライブは総括はしとこーっと思って

今更ながら思い出しながら綴っています。

 

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ライブ前日。

リリース稼働や、連日リハからの疲れなのか

ライブ前日はず〜っと眠かった。

 

 

「緊張感どころか、今日ずっと眠い」とTwitterでも呟いて

余裕ぶっこいていたんだ。

 

 

早く寝過ぎると早く起き過ぎるし、

眠気と戦いながら

ライブの準備をコツコツとしていたんだけど。

 

 

寝る時間になるとマジで目が覚めてしまっていて(爆)

結果的に寝たのは朝7:00。

起きたのが8:00。っていう(爆)

 

 

眠い時に寝た方がいいね

っていう学習になりました(常習犯)

 

 

ノロノロと家を出る準備をしつつ、

マネージャーが家まで車で迎えに来てくれたんだけど、

テンパり癖のあるマネジャさん。

道を間違えまくり車内で近藤のイライラはMAX。

会場に着く頃には眠気もMAX。

 

 

会場に着いて早速お弁当食べながら、

メンバーに

「寝ないでライブなんて若いなぁ〜!」

なんてチャチャ入れられつつ、

目は完全に閉じていた近藤。

 

 

お弁当食べてから、

ノロノロと先行物販の様子を見に行くと...

長〜い列ができていた。

 

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(今回のグッズラインナップ。

通販も始まっているのでぜひー!)

 

 

Zeppの人も

「先行物販であの列はなかなか見ないレベル」だと言っていた。

(余談だが、実はZeppダイバーシティで店長?をやっているオジさんは僕の初代ライブマネージャーで、最初のツアーとかは彼による運転で全国を回った。

ZeppはSonyMusicが運営しているライブハウスなので、人事異動があって今はZeppにいる。

そして何故かZeppのスタッフの女の子まで「グッズがかわいい!」と終演後並んでグッズを買ってくれていた。)

 

 

しばらくお客さん達の物販の様子を見守りながらストレッチをしていた。

目の前に居たんだが、案外みなさんグッズに夢中で、誰にも気付いてもらえなかった。

(いや、オーラが無かっただけだろう)

 

 

朝早くから並んでいてくれたらしい。

早々に売り切れにはならない数を用意していたつもりだったが、

開場までに物によっては売り切れが出てしまった。

ある意味申し訳ないし、ありがたい話だ。

 

 

この時点から、眠気は全く感じなくなった。

itsアドレナリン。

人間というのは、なかなか単純な構造で出来ている。

 

 

開場時間がまさかの40分押しになった。

(開演は10分押し)

 

 

これは構成確認とリハーサルが長くかかったのと、

照明や演出機材の位置が、

僕が指定していた位置と違っていて、

その修正に1時間弱はかかってしまった。

 

 

そのままやっても成立はしたんだろうけど、

リハーサルで客席から見た時に「勿体無いなぁ」っていう印象だった。

 

 

そのせいで待たせてしまって申し訳ない。

それでも、ツアーではなく、ワンデーのライブなので、

完成体に近い姿をここで見せなくては。

 

 

「今からやっても、間に合わないもんは間に合わない。

できる限りでいいから、最善を尽くしましょう。」

 

 

開場前に舞台監督と照明さんの3人でそう話した時は、

間違いなく「焦り」しかなくて

「楽しめる予感」が無かった。

 

 

本番中も演奏中以外は終始バッタバタ。

俺が後ろを向いた時にバイオリンのNAOTOさんが

口を動かして「大丈夫、大丈夫」と落ち着かせてくれていた。

 

 

実際本番中にも起こってはいけないトラブルが何度か起こってしまったが、

見に来てくれた人がほとんど気付いてなかったので、

とりあえずその範囲で収まって一安心。

近藤は常にヒヤヒヤしておった。

 

 

まぁ、うちの現場はちょっと特殊で、

自分自身がアーティスト兼スタッフのせいもあって

僕がパフォーマンスだけに徹する事が物理的にできない。

 

 

かと言って、

パフォーマンスを見に来て頂いてるので、

もちろん全部を100%でやらなきゃいけない。

 

 

何が言いたいかと言うと、

ライブをやる度に命を削っている感覚なので、

早死してしまうんじゃないかと自分で心配しているってこと。笑

 

 

現場全体を見ながら

ステージの真ん中に立つって

本当に大変な事だと改めて感じたし、

それが普通に出来ている海外のアーティストとかは凄いなぁと改めて思う。

 

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全20曲。

本編もMCはちょっとだけ。

なのに僕の場合1曲のタイムが長いので、

結果的に2時間45分くらいのライブになってしもーた。

 

 

終わった瞬間の「やりきった感」があまりなくて、

自分自身だけを自己採点すると

50点にもいかないくらい悔しさが残ったライブだったけど、

 

 

今の俺の「50点」は、

5年前の俺でいう「200点」くらいだと思う。

 

 

昔とは基準も平均点も全然違うんだと思う。

成長させてもらっていることにすごく感謝。

成長できる場というのは、必ずしも自分で作っている訳ではないもんね。

 

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この日の「KAIKAKI(開花期)」というのは、

僕自身が花開くという意味ではなく、

僕が作ってきた音楽はたぶん「種」のようなもので、

それを受け取ってくれた人達が、

それぞれの「花」を咲かせてくれていますように、と名付けた日だった。

 

 

お客さんやメンバーにすごく助けられたと思う。

悔しさの中に「すごく楽しかった」と言える時間になりましたよ。

すぐ忘れてしまう日でもいい。

たった1日でも1回でも何かの気力になってくれたなら、これほんと、幸い。

 

 

もちろん、楽しんでくれた人も、

逆につまんなかった人もそれぞれいると思うけど、

 

 

それぞれの感性に合わせてたら

そもそも僕である必要がないので、

僕は僕のやりたい事を信じます。

 

 

そして、そんな自分を信じてくれる人達には

合わせるまではいかなくても

歩み寄ることを決して忘れないようにはしたいです。

 

 

なんにせよ

俺みたいな奴がまだまだだけど「5年」という歳月を過ごしてこれたのは、

紛れもなく色んな人達の支えがあったからです。

改めて、感謝。

 

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(今回は前回の客席に降りて弾き語りしたのが好評だったのと、上から見えると「お花」にみたいに見えるかなってことで

80/1200席を潰してセンターステージを作りました。1年前にこのライブ開催を決めたのと同時に「センターステージ作りたい」って言い始めた俺のわがままを実現してもらった。感謝。)

 

 

結局のところ、

伸び代はまだまだあるなぁっていうライブでした。

 

 

 

 

次は【12月の東名阪ツアー】です。

 

 

◆12/1(金)名古屋ダイアモンドホール

◆12/2(土)大阪バナナホール

◆12/8(金)東京キネマ倶楽部

<全指定席 前売 ¥6,800>

 

 

今回はストリングスも含めたアコースティックなので、

指定席でやりますヨ(なのでちょいチケット代高め)

遊びにきてね。

 

 

2017.9.23 Zepp DiverCity Tokyo

近藤晃央 5th Anniversary Live「KAIKAKI」

 

SetList

1.つづる

2.ひとつになれないことを僕らはいずれ知ってゆくよ

3.グラデーションフライ

4.エーアイ

5.仮面舞踏会

6.理婦人ナ社会

7.ベッドインフレームアウト

8.六月三日

9.かな

10.幸福論

11.らへん

12.存在照明

13.ビビリーバー

14.テテ

15.ゆえん(Inst.)

16.フルール

Encore

17.わらうた

18.あい

19.涙腺

20.心情呼吸

 

Member

ボーカル&ギター.近藤晃央

ベース.高間有一

ドラム.ターキー

ギター.和田建一郎

ピアノ.藤井洋

バイオリン.NAOTO

バイオリン.岡部磨知

ビオラ.島岡智子

チェロ.坂井武尊

 

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さて、振り返るのはここらへんにしておいて

今日は新曲のレコーディングです。

張り切って行ってまいるぞ。