習字へ行くか。
足が痛くても、習字はできるだろう。
五歳のときに、自分からやりたい!
と言って始めた書道。
楽しく通っていた頃もあった。
最近は、必ず『行きたくない』という。
辞めていいと言っても、
辞めたいわけでもなく。
書道前、必ず
行きたくないなー
休みたいなー
と、一悶着。
その度に私は不愉快になる。
辞めちまえ。
何度も言ってきた。
字は、そこそこきれいに書く。
習字の方も、そこそこ。
教室へ行っても寝てる時がある。
行く前に必ず行きたくない、と言う。
早く帰りたいから、迎えは、一分足りとも遅れてはならない。
何の為に通っているか。
それは、夏休みの課題の宿題が
習字教室で1つ終わるから。
足を怪我した時に、
どこを怪我すれば習字休める?
と聞かれたことが、私を動かした。
辞めちまえ。
6年間続けた書道。
私が思う程、未練もなく、辞めた。
本人はスッキリし、私は寂しい。
どこでどうすればよかったのか、
これでよかったのか、
本人に、やる気がないのだから、
仕方がないのか、
五歳時の、ハチャメチャな字を見て涙ぐみ、
考えるのはもうよそう。