こんにちは。

今回は、過敏性腸症候群を持つ私が食べると体に不調が出る食べ物である昆布についてお話しします。

食べると起こる体調不良についてまとめてあるため、お食事をしながら見ていると不快になる話も出てくるかもしれないのでお気を付けください。

過敏性腸症候群の方にこの体験が少しでも役に立てばと思います。

昆布は高FODMAPな食品であるため、過敏性腸症候群の人は摂取を避けた方がいい食材です。

FODMAPとは、過敏性腸症候群の人が摂るとお腹の不調の原因となってしまう「発酵性のある吸収されにくい糖質」の総称です。

この糖質が豊富に含まれている食品を高FODMAPと表現します。

昆布がなぜ高FODMAPな食品なのかというと、昆布の表面についているうまみ成分である白い粉がFODMAPのPにあたるポリオールを含んでいるからだそうです。

うまみ成分にポリオールが含まれているということは、出汁として昆布を使用するのも避けた方が安心かもしれません。

私の場合は、昆布出汁でお腹の調子が悪くなったことはないですが、おでんや煮しめなどで昆布をたくさん食べてしまうとお腹の調子を崩します。

昆布を食べ過ぎた時は、お腹の中でポコポコとガスが発生して音が鳴る症状が現れます。たくさん昆布を食べてしまったときは、この音鳴りの症状に加えて便秘の症状も出ます。

便秘の症状が出てしまうのは、FODMAPが原因ではなく昆布に豊富に含まれている食物繊維のせいかもしれませんが、お腹にガスが溜まる症状はポリオールがきっかけとなり発生していると思います。

私の身体が処理できる昆布の摂取量は、おでんの昆布1つまでが限界だと感じています。これ以上食べるとお腹の不調が現れることが多いです。

逆に、この量より少ない昆布や昆布出汁を摂取する分には不調が出ないため、高FODMAPな食品だと理解した上で食事に取り入れています。

全ての方に同じような症状が出るとは限りませんが、過敏性腸症候群でお悩みの方は昆布を食べた時に不調が起こるのかどうか気にかけてみるといいかもしれません。

2023年11月追記

現在では昆布を食べてもお腹の不調が起きなくなったため、あまり量を気にせずに食べています。

おでんの昆布を2つや3つ食べても問題ありません。過敏性腸症候群が改善してきているのだとしたら嬉しい限りです。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました♪

過敏性腸症候群の人は昆布だしを選ばない方がいいかもしれない