本記事は、秋定弦司名義と作品世界を正しく保つための外部向け方針をまとめたものです。
秋定弦司名義の誤用を防ぎ、作品の理念が正しく伝わるよう、二次創作不可・名義使用禁止・AI名義誤用の扱いなどを明確化しました。読者・関係者の皆さまが安心して作品に触れられるよう、外部公開用に整理した基本方針です。
目 次
まえがき
第1編 秋定弦司作品に関する二次創作・名義使用について
第2編 秋定弦司作品 二次創作取扱いに関する基本原則
第3編 秋定弦司作品に関する二次創作・名義使用の方針について
第4編 秋定弦司作品 読者向けQ&A
第5編 創作者向けQ&A
まえがき
はじめまして。秋定弦司(あきさだ・げんじ)と申します。兵庫県明石市で暮らしながら、介護と安全にまつわる現場で働き、その合間に文章を書いています。安全靴を履き、反射ベストを着込み、旗を持ち、確認と記録を繰り返す日々の延長線上に、私の文章があります。
私にとって「現場」は職場ではなく、生き方の基礎です。線路内に立ち入る前の指差喚呼、列車見張員同士の無線の復唱、人の身体を預かる介助の一瞬。こうした「わずかな判断」が命の入口と出口になります。私は、この“わずか”を積み上げる営みのなかで、言葉もまた、慎重に扱うべき“工具”であると学びました。
そのため最初にひとつだけ、お伝えしておきたいことがあります。
私は「派手な物語」は書けません。
そしてもうひとつ、
私の作品には「感動物語」はありません。
涙を誘うためでも、読者を揺さぶるためでもなく、私は「現場で聞こえた声」をできる限り飾らずに書き留めたいと思っています。誰かの痛みを“演出”に変えてしまうことへの抵抗が、私の中ではいつも勝ちます。救えなくても、傍にいて耳を澄ますことはできる。その姿勢だけは、崩したくありません。
私の文章はよく「労働」「倫理」「沈黙」を扱っていると言われます。たしかにそうかもしれません。最初期に書いた『秋定与太話シリーズ』は、現場の理不条理を笑いに変えるための小さな逃げ場でした。つい笑ってしまう不条理と、笑うしかなかった疲労。その両方を抱えたまま、私は次に『報い』や『嫌疑とその代償』といった、より現実の重さへ踏み込む作品を書きました。
決定的な転機は、送迎車の助手席でした。車いすの角度、段差の衝撃、シートベルトの「カチン」という音、運転手との呼吸。そして何より、利用者の方を「預かり」「送り届ける」という責任の重さ。その狭間にある日常を描こうとして生まれたのが『私は送迎介助員』です。
この作品で私は、「狭間こそ最前線である」ということを学びました。
これらの完結済み作品に共通しているのは、華やかな逆転劇でも、痛快な展開でもありません。むしろその正反対で、小さな判断と祈りを積み重ねる“現場”の姿です。その蓄積のなかに、私は物語よりも確かな「生存報告」を見ています。
私はときどき「敬語による怒号」と評される文体で書きます。怒りそのものを否定しているわけではありません。怒りは現場における重要な信号です。ただ、怒りをそのままぶつければ、相手の尊厳も自分の仕事も簡単に壊れてしまう。だから敬語で包みます。礼を保ちながら、それでも譲れない一線をはっきり示すための言葉です。
現場と文学は、私の中で同じ構造を持っています。鉄道の安全では「報告」「確認」「了解」が基本です。文章もまた、観測した事実を書きとどめ(報告)、自分の良心と照合し(確認)、読者に受け取っていただく準備ができたときに公開する(了解)。この順番は、私の中では変わりません。
「作業服と安全靴のWeb作家」と自称しているのは冗談ではなく、事実です。現場の詰所の匂い、夜勤明けのブルーシートの湿気、点呼前の沈黙、新聞配達のバイク音。こうした“環境音”こそが、机上の空論よりもよほど確かな文章の源になります。執筆前には必ず、独りで指差喚呼をします。「原稿、題、構成、校正、確認」。これは儀式でもあり、安全文化の持ち込みでもあります。
私は阪神タイガースの試合をよく観ます。勝てば嬉しく、負ければ悔しい。しかし翌朝の勤務に備えて眠らなければならない、その冷静さに自分の“激情”を沈めてもらっています。派手な花火のような物語は私には書けませんが、道を照らす小さな灯は書けるかもしれない。私は、そちらを信じたいのです。
安全は文化であり、芸術です。目を見ること、声を掛け合うこと、迷ったときに立ち止まること。そうした一つひとつの所作が「美しさ」を含んでいます。文学もまた、その文化の一部でありたいと私は願っています。
書くことは、私にとって「生きています」と伝えるための最も長い報告書です。沈黙に出会ったときは、無理に破らず隣に座ります。その「余白」に、次の声が宿ると信じています。
―――――
■完結済み作品
・『秋定与太話シリーズ』
・『報い』
・『嫌疑とその代償』
・『私は送迎介助員』
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自称:「作業服と安全靴のWeb作家」「現場猫作家」
趣味:阪神タイガース試合観戦、鉄道安全史研究
■愛読書(抜粋版)
『ドイツ参謀本部興亡史』(ヴァルター・ゲルリッツ)
『鉄道事故と法』(佐藤潤太)
『関東大震災』(吉村昭)
『あるある兵庫五国』(もぐら)
私は、「命・責任・労働・沈黙」を核とし、それらを軽んじる物語を“書かない”のではなく、“秋定弦司の名では書けない”と判断します。
この立ち位置を守るために、私は今日も、確認と記録の言葉を並べています。
――秋定弦司
第1編
秋定弦司作品に関する二次創作・名義使用について
【作者コメント】
いつも作品を読んでくださり、ありがとうございます。
この方針は、読者の皆さまに安心して作品世界に触れていただくため、
そして「秋定弦司」という名義が独り歩きして誤解を生むことのないようにするためのものです。
一次創作としての責任を持ち、現場で見てきたもの・感じてきたものを大切に表現していくため、名義の保護と、作品の意図の正確な伝達を重視しております。
読者の皆さまには、これまでと変わらず作品を楽しんでいただければ嬉しく思います。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。
■1 二次創作について
・秋定弦司名義の作品を題材とした二次創作は公認しておりません。
・どのような連絡方法でも、許可をお出しすることはございません。
■2 名義の使用について
・「秋定弦司」名義は作者本人の専属であり、他者は使用できません。
・二次創作やオリジナル創作物において、作者本人が関与しているように見える表記・暗示・表示があった場合、誤解防止の
ため作者側から説明・抗議を行う場合がございます。
■3 AI生成物について
・AI生成物は、一般的な二次創作と同じ扱いとなります。
・原作と偶然似てしまうこと自体は問題にいたしません。
・ただし、名義を使ったり、作者が関わっているように見せる行為は禁止です。
■4 この方針の目的
この方針は、
・作者名義の保護
・誤解やトラブルの防止
・創作理念の維持
のために定めたものです。
読者の皆さまには、安心して作品を読んでいただきたいと考えています。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
第2編
秋定弦司作品 二次創作取扱いに関する基本原則
本書は、秋定弦司名義および創作理念の保護のために定めた「基本原則」のうち、外部公開を適当とする部分のみをまとめたものです。内部運用に関する規定(施行令・別紙様式等)は含まれません。
第1章 総則
(目的)
本指針は、秋定弦司が創作した一切の文章・設定・理念その他の創作物について、名義の保護と創作理念の明確化を図るため、外部向けに公開する基本方針をまとめたものである。
(適用範囲)
本指針は、Web公開作品、紙媒体その他形式を問わず、原著作者に帰属するすべての創作物に適用する。
第2章 二次創作等の取扱い
(二次創作の不可)
原著作者は、原作を基礎とする二次創作について、公認・承認その他名称を問わず、いかなる許可も与えない。
(名義使用の禁止)
原著作者名義(「秋定弦司」名義)の使用、または使用したと誤認させる表示は一切認めない。
第3章 AI生成物に関する特則
(AIによる類似表現)
AI生成物に原作との類似表現が生じた場合でも、偶然的なものである可能性を踏まえ、直ちに侵害と断定しない。
(名義誤用)
AI生成物に「秋定弦司」名義が使用された場合、内容の如何を問わず名義誤用として扱う。
第4章 法令遵守
著作権法その他関係法令に基づき、名義保護と創作理念維持のための判断を行う。
附則
本指針は、令和7年11月21日より施行する。
※本公開版には、内部専用の運用規程(施行令)、通告方法、判断基準、内部記録様式等は含まれていません。名義保全に関する外部向けの最小限の説明を目的としています。
第3編
秋定弦司作品に関する二次創作・名義使用の方針について
いつも作品を読んでくださり、ありがとうございます。
本記事では、秋定弦司名義で公開している創作物(文章・設定・理念など)について、二次創作や名義使用に関する方針を整理し、読者の皆さまに向けてわかりやすくまとめております。
これは読者の皆さまに安心して作品世界に触れていただくためのガイドラインであり、作者名義や作品の方向性が誤って扱われることのないようにするためのものです。
どうか気軽にお読みください。
■1 二次創作について
秋定弦司名義の作品を題材とした二次創作は、公認しておりません。
どのようなご連絡をいただいても、二次創作の許可をお出しすることはございません。
これは創作意欲を否定するという趣旨ではなく、作者名義や作品の方向性が誤解されることを避けるためのものです。何卒ご了承ください。
■2 名義の使用について
「秋定弦司」名義は作者本人の専属です。第三者がこの名義を使うこと、あるいは作品に作者が関与しているように見せる表記や暗示を行うことはご遠慮ください。
例:作者監修と誤解させる記載、作品中に作者を実名登場させる行為 等。
誤解防止のため、必要に応じて説明や抗議を行う場合がございます。
■3 AI生成物について
生成系AIを利用した創作物が、偶然に秋定作品と似た表現を含むことがございますが、こうした“偶然の類似”は問題視いたしません。
ただし、AI生成物でも作者名義を使用したり、作者が関与しているように見せる表現は禁止です。
■4 この方針を定めた理由
この方針は、以下の観点から定めています:
・作者名義の保護
・作品の趣旨や理念の正確な伝達
・誤解やトラブルの未然防止
・読者が安心して作品世界を楽しめる環境づくり
特に秋定作品は「現場」を題材とするものが多いため、誤った形で名義が扱われると読者・関係者の皆さまが混乱する可能性がございます。
■5 読者の皆さまへ
これまで作品を読み、応援してくださる皆さまには心より感謝いたします。
今回の方針は、読者の活動を制限するものではなく、名義の正しい扱いに関するお願いです。
作品は今後も書き続けていきますので、楽しんでいただければ幸いです。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。
第4編 秋定弦司作品 読者向けQ&A
本Q&Aは、読者の方が安心して秋定弦司の作品を読めるよう、分かりやすく整理したものです。
Q1:秋定弦司の作品を読んで感想を書くのは大丈夫?
A:大丈夫です。歓迎します。ただし、設定を「秋定作品の公式設定」と誤解させる書き方だけ避けてください。
Q2:秋定作品をもとに二次創作をしてもいい?
A:できません。原作利用を伴う創作は、すべてお断りしています。
Q3:作品を紹介したいときの注意点は?
A:作者名と作品名を正しく書いていただければ問題ありません。「監修」「公認」のような誤解表現は避けてください。
Q4:SNSで引用するのはOK?
A:短い引用なら可能です。全文転載や主要部分の掲載はご遠慮ください。
Q5:作者名に触れても大丈夫?
A:事実として触れるのは問題ありません。ただし名義を使用する形(作者として表示する等)は禁止です。
Q6:テーマが似た作品を書くのは?
A:テーマが似ているだけなら問題ありません。ただし設定や人物を流用すると二次創作になります。
Q7:AIが似た文体を出したがどうすれば?
A:名義を表示しなければ問題ありません。偶然の類似は問題視しません。
Q8:過去に二次創作を出してしまった…
A:責める意図はありません。削除または非公開化を推奨しています。
Q9:トラブル時は作者に連絡すべき?
A:個別対応は行っていません。必要な告知は公開形式で行います。
——以上、読者の皆さまが安心してご利用いただくためのQ&Aです。
第5編 創作者向けQ&A
本Q&Aは、他の創作者の方が秋定弦司名義を誤って利用しないよう、最低限必要な情報をまとめたものです。
Q1:秋定弦司の作品・設定を使った二次創作は可能ですか?
A:できません。名称・形式を問わず、二次創作・派生創作・設定利用は不可です。
Q2:事前に許可を求めれば例外的に認められますか?
A:不可能です。許可制度そのものが存在しません。
Q3:「オマージュ」「インスパイア」「リスペクト」は二次創作に当たりますか?
A:名義や設定に触れる限り二次創作に該当します。
Q4:秋定弦司という名前を登場人物に使っても良いですか?
A:できません。名義誤用にあたります。
Q5:秋定弦司を参考文献や設定参考として表示しても良いですか?
A:監修・許可と誤認させない限り、事実の記載としての書評・感想は問題ありません。
Q6:同じテーマ(現場・安全・鉄道・労働)を扱うのは問題ですか?
A:テーマは自由ですが、秋定作品の語彙・体験・文体の模倣は避けてください。
Q7:AI生成物が偶然似た文章になった場合は?
A:名義表示が無ければ問題にしません。名義使用のみが禁止対象です。
Q8:秋定作品を引用したいのですが?
A:著作権法上の引用(主従関係明確・必要最小限・出典明記)であれば可能です。
Q9:秋定作品と似る可能性があります。どうすれば?
A:名義混同を避ければ問題ありません。
Q10:なぜここまで厳密なのですか?
A:秋定作品は現場倫理に基づくため、虚構利用が理念の毀損となるためです。