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風雲児たち【幕末編第二巻】――――紹介文に非ず、感想文なり

akiruno84さんのブログ-090621_1315~01.jpg
今日も張り切って【風雲児たち・幕末編】について書いていきます。

なるべく丁寧に書いていくつもりですので、宜しくです。



【注意】
タイトルにある通り、このブログは「風雲児たち」を紹介するものではありません。
ただ読んだ後の感想を述べていくだけです。しかし、当然ながらネタバレになりますので御容赦下さい。
逆に、列記とした「風雲児たち」のファンの方から見たら、未熟かつ不満足な文章かもしれません。
それでも読んでくれる方に感謝を述べつつ、本題に進みたいと思います。どうぞ、宜しくお願いします。








今回は幕末編第二巻。
前巻までと違って、普通なボリュームのコミックとなりワイド版に比べた上での物足りなさはあります。
が、やっぱり面白いですね。



実は、【風雲児たち】シリーズの中でも、本巻はかなり初期に手に入ったものです。



確か潮出版社版コミックの1~5巻(ワイド版では1~4巻)の後に、
この幕末編第二巻を読んだことになります。


時代的には前野良沢らがターヘルアナトミアを翻訳し始めた頃(完成したのが解体新書)から、
いきなりペリー来日前くらいに飛んでしまったことになります。

なかなかカオスです(笑)

あの時は本屋でも古本屋でもなかなか【風雲児たち】シリーズが滅多に見つからなかったから、
しょーがないとしか言えません(泣)


吉田寅次郎(松陰)や勝麟太郎(海舟)という名前だけは知っている風雲児がいたから、
何とか展開についていけました。







ではしょーもない前振りは打ちきって、内容に入っていきます。







・桂小五郎→比較的短い登場ですが、彼の師匠(吉田寅次郎)への思いはなかなか純粋で素晴らしいですね。

江川太郎左衛門に師事する佐久間象山は極端ですが、
桂みたいな純粋に師を思い近づこうとするシーンのみの師弟関係は【風雲児たち】シリーズでは珍しいですよね。
寅次郎自身も象山の弟子として奔走している最中だからこそ、桂もそう思っているのかもでしょうが。

「先生………
あなたは私が追えば追うほど遠ざかってしまわれる
手の届かないほどの高みに……
しかしその高みから
大事なことを確実に私に教えてくださる…
あなたは不思議な人だ……」


……なかなかに名言ではないでしょうか?







・琉球王国→沖縄出身の私から見ても、本巻の琉球王国紹介はわかりやすくてオススメです。

各地の方言や訛りを極力台詞で表現する【風雲児たち】らしく、
琉球でも方言があるのは嬉しいです。
平安時代の日本語から枝分かれしてる(らしい)琉球方言ですが、ちょいわかりにくいものはありますね。


「ペリーは浦賀よりも先に琉球王国に上陸していた」(詳しくは次回に)

この史実は東京時代で案外知られていないことを実感しました。


後の太平洋戦争における米国の対沖縄戦略はペリーの頃より持ち上がっていた………………んじゃないかなと素人的に考えてしまいます。
たまたまですが、今日(沖縄戦慰霊の日)に、この記事をアップできるのも不思議な感じがします。

にしてもフィルモア大統領が琉球武力制圧に反対していなかったら、歴史がかなり変わっていかもしれません。
怖い怖い。







・勝麟太郎と島田虎之助→寅次郎と桂の師弟とは違い、麟太郎達はワイド版からの師弟関係です。
それだけに本巻での島田の死は読者にも唐突な感はあります。

島田が麟太郎に
「君が私の生涯で最高の作品だ
島田虎之助が果たせなかった夢や理想を
君が実現してくれ……」

と託しましたが、ここまで言ってくれるのはさすがです。







・岩倉家→そーいや、かなり久しぶりです。
作品内では歴史的に14年ぶりとのこと。
ネタバレになりますが、次回の登場も大分後になります。だからかわ、一回一回が非常に濃くて面白い一族です。
しかし、「キコ」と「モトコ」のギャグは、
結構デンジャラスだと思いますが、苦情等は大丈夫だったのでしょうか?


岩倉家に絡めて孝明天皇の食生活を垣間見れましたが、
これにはびっくり。

当時の徳川家の食卓がどんなレベルかわかりませんが、天皇家のよりはマシでしょう。

「明治維新革命とは皇族・公家の生活向上革命でもあった!」
は思わず納得。




・高山彦九郎→岩倉家よりも更に久しぶりなキャラが登場!
………といっても回想のみですが。


彼の存命していた頃は当たり前のように描かれていましたが、
幕末編の今となっては彼の行動がとても希有に感じられます。

ちなみに、本巻でいよいよ彼の謚名の「松陰(以白居士)」が寅次郎に受け継がれました。寛政の三奇人で全く出番のなかった蒲生君平に比べて、なぜ林子平並みの登場だったかわからない彦九郎でした。しかし、やっとここまで来たから良かったです。(酷評すみません)




・会津藩→岩倉家や彦九郎よりももっと懐かしい会津藩。
初代藩主以来の登場が何故かラスト藩主になっています(笑)
薩摩も郷中教育なるものが盛んなようですが、
会津の「人材が宝」というような教育もさすがです。

以前のブログで盛んにプッシュした保科正之ですが、彼が遺した家訓が未だに強い影響力があるのは幕末史の重要なファクターだと思うと、複雑なものです。


・吉田寅次郎→本巻でのメインパーソン。色々と常人のソレを超えていますね。
また幕末編では一巻一巻の彼の台詞が名言というか教訓になっています。
松陰好きな私としましては、ニヤニヤしてしまいます。

桂への影響、高山彦九郎からの影響、会津との友好、どれも重要な場面になっていることを考えると、
旅によって自らの足を前に向けてくことが歴史を作っていくのでしょうか。

それにしても、彼は自分の師匠にも弟子にもボケ倒していっていーんでしょうか(笑)





今日はここらへんで締めとします。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

風雲児たち【幕末編第一巻】――――紹介文に非ず、感想文なり

akiruno84さんのブログ-090618_1415~01.jpg
今回から【風雲児たち・ワイド版】の続編である【幕末編】について書いていきます。


いわば総集編としてのワイド版と違い、
今回からの幕末編はリイド社さんの雑誌「乱」で連載中のコミックスです。

2009年6月現在は14巻まで刊行されています。
決意としまして、なるべくは14巻まではこのamebaブログで感想を書いていきたいです。



【注意】
タイトルにある通り、このブログは「風雲児たち」を紹介するものではありません。
ただ読んだ後の感想を述べていくだけです。しかし、当然ながらネタバレになりますので御容赦下さい。
逆に、列記とした「風雲児たち」のファンの方から見たら、未熟かつ不満足な文章かもしれません。
それでも読んでくれる方に感謝を述べつつ、本題に進みたいと思います。どうぞ、宜しくお願いします。





この幕末編は、前回紹介したワイド版第二十巻からの内容からそのまま時代が続きます。

ただ、新雑誌での連載の為の説明や前巻(ワイド版第二十巻)で紹介できなかったエピソードも紹介されていて、少し時代が逆行します。
このブログでもそれについて触れていきます。



・幕末編までのあらすじ→ワイド版では二十巻、潮出版社コミックスでは三十巻分、時代にして250年分の内容が6ページのみの説明(実質2ページ分くらい)
………てのは、中々苦しいものがありますね。
いや、もちろんわかりやすい説明ですが、ワイド版からの読者からしたら物足りないハズです。

……てことで、【風雲児たち】を読まれる方は、是非ともワイド版から読んでいってほしいということを宣伝します(笑)

それにしても、このあらすじを読んでつくづく思うことは、
江戸時代の歴史はつくづく「事実は小説よりも奇」なんですね。

ここまで江戸時代をギャグ&シリアスでまとめていってるのはこの【風雲児たち】しか知りませんが、なかなか興味深いです。

ドラマ、映画、ゲーム、読み物その他では「戦国時代・織豊政権」か「幕末時代」が持て囃されていますが、
その中間も時代劇以外にもう少し取り上げてほしいです。

もちろん、個人的には保科正之か江川太郎左衛門で(笑)



・イネ→やはりトップバッターはこの方です。
ワイド版ラストで後回しにされた分、本巻ではかなりメインキャラクターっぷりです。

石井との最後のことは、ノーコメントとしたいところです。あれで懐妊とはムゴいとしか言えません。

ただ、だからこそ彼女の産科医の決意も強くなったのかな、と本巻で思いました。

「生きると誓うたとよ(中略)
何があっても生きよう……そう決めてしもうた以上
こン腹の子殺すこつば出来んとよ」
「うちが生きる言うたら産科の女医者になる事やけん………
赤ン坊をこの世に無事送り出すのがうちの生涯の使命なんよ
そんなうちが子供をなんで堕ろせるん……?」
相変わらず、予め本巻読んでいた方しかわからないような流れの台詞ですみません。
独身男性の私には至れない心境でしょうが、母は………女性は強いなぁと実感できました。

こっからは全く関係ないですが









母親のお滝さんやはり若くて美人です(笑)
【風雲児たち】の美人は年取らないようですが(前野良沢の娘さんが凄い)、
その中でもお滝さん母娘は特別です。
確か本巻では彼女はもうヨンジュ(以下略)







・石井宗謙→司馬遼太郎氏の「花神」に比べたらまだ愛嬌はありますが………とにかく、【風雲児たち】でもひどい人物です。
個人的には産科医や師匠っぷりはさすがだとは思います。

幕末時代の歴史は教科書ぐらいでしかわからないので、
石井が今後登場するかはわかりません。







・村田蔵六→思いがけず、イネの命の恩人(?)その割にはイネひどすぎです(笑)


幕末編になり、いよいよ彼も活躍していくのが、イネとのやり取りも含めて楽しみなところです。







・徳川斉昭→いよいよこの水戸藩の男が出てきた、という印象。
後々の爆弾っぷりに相応しい本巻での人物紹介。

「(徳川最大派閥である一橋家と)思想的にも血筋の上でも水と油の存在である」
「食うか食われるか
倒すか倒されるか
以後、斉昭は幕閣とことごとく対立していく
江戸城の中に嵐が吹き荒れようとしている―――」

ここは本巻でも一番震えてしまったところです。ウマイとしか言えません。


何せ、
かつて田沼意次の息子の意知に刺客を送り、意次自身も失脚させた一橋家。

そして、田沼親子の命による蝦夷地調査も間接的に中止させました。
その調査の最後の生き残りである間宮林蔵が、
一橋嫌いの水戸の徳川斉昭のブレーンになったのも歴史の巡りを感じさせます。
(しかも、ゆくゆくは函館五稜郭の戦争につながりますし)


だからこそ、その数ページ後の扱いはギャグ漫画ならでは(笑)




ここではまだ紹介できませんが、
徳川斉昭の実子がまた凄い。

何せ、あの一橋家の養子で次期当主になるんですし。

ともかく、徳川斉昭は【風雲児たち】でもかなりのキーパーソンだと思います。
行動がもう少しまともなら、展開的に主人公扱いだったはずなのが勿体ないです(笑)











・阿部正弘→たぶん何回も語っていますが、
彼の慎重さと戦略は凄い。


あまり現代政治の事は語りたくないですが、
老中首座の彼と島津ら外様大名との結び付きを「連立政権」としたのは面白い。

既得権に執着している与党官僚…………もとい、大多数の幕府高官の有り様は
【風雲児たち】シリーズで何度も繰り返されたものと変わりないです。
だからこそ、そこに挑戦し水戸家さえ味方にした阿部の政治は凄いとしか言えません。
もちろん、見ていて危なっかしいのは変わりないですが。








・島津斉彬とジョン万次郎→かつての大黒屋光太夫、高野長英を省みると、

島津斉彬とジョン万次郎の出会いは感慨深いです。
「やはり開国は時間の問題か」
「明日そうなったって
ちっともおかしくねえですラ
世界の趨勢ですキニ」
「米国(むこう)の高官と会ったわけでもないのに
どうしてそこまでわかるっ」
「新聞読めば何でも書いてありますキ」
「そうだったな迂濶であった」
「政事を町人に教えないのはこの国だけですラ」


このやり取りを見るだけで幕末の日本の閉塞感が感じられます。

どこでも言えますが、外部の風が入ることで自らの場所の欠点がわかりますね。








・桂小五郎→幕末で人気の高い桂がいよいよ登場。
イマイチ吉田寅次郎や坂本龍馬の引き立て役にされてばかりですが、
ギャグ漫画的にはいいキャラクターです。
個人的には寅次郎や江戸練兵館の斎藤弥九郎との僅かな出会いだけで、
あそこまで触発されるのは、現代人からみて見習いたいものがあります。







・ペリー→ワイド版と幕末編の境目というか両者の「違い」とまで言える存在が、このマシュー・ガルプレイス・ペリーに違いないと思いますが、どうでしょうか?

日本史の教科書でもかなり高い存在感があるだけに、
彼の日本への見識は鋭い。というか面白いです。
少なくとも前述の幕府高官に対しては………






ところで、当時の大統領であるミラード・フィルモアですが、妙に頭髪が危なかっしく見受けるのは私だけでしょうか

私がそう思うのは、
後に出てくるロシアのプチャーチンのせいですね(笑)


ちなみに、後々判明されてくるペリーの秘密ですが、
【風雲児たち】シリーズで一番驚きました。













・井伊直弼→まともな登場はたぶん本巻が初めてでしょう。
水戸の斉昭ほどではないですが、彼の初登場も気合いが入っています。

最新版ではいよいよ大老に就任した井伊直弼ですが、描写というか表情が全く違うのにビックリ。
これは著者のみなもと太郎さんが意図的なのもあるでしょう。ある意味で違いますが、高野長英と同じく成長変化が大きいキャラクターです。








長々とすみませんが、今回はここまでです。
最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました!

風雲児たち【ワイド版第二十巻】――――紹介文に非ず、感想文なり

akiruno84さんのブログ-090612_1707~01.jpg
前回のブログでの誓いをおもいきり裏切ってしまい、もう6月も半ばになりました。

かなり申し訳ないと思いつつかなり月日が経ちました。
お待たせしました………なんていう偉そうな言葉は使えません。とにかく久しぶりに、「風雲児たち」に触れていきたいと思います。

【注意】
タイトルにある通り、このブログは「風雲児たち」を紹介するものではありません。
ただ読んだ後の感想を述べていくだけです。しかし、当然ながらネタバレになりますので御容赦下さい。
逆に、列記とした「風雲児たち」のファンの方から見たら、未熟かつ不満足な文章かもしれません。
それでも読んでくれる方に感謝を述べつつ、本題に進みたいと思います。どうぞ、宜しくお願いします。






………ええと、いよいよ、いよいよ!最終巻です。
盛りだくさんの【ワイド版】もラストなだけにかなり面白いです!
そして、やはり色々と決着(始末)が多いです。

今回は幾つか気にいった、又は気になった人物・エピソードでいきます。


・阿部正弘→日本史では某大老に比べてかなり扱いが軽い阿部。でも、この巻以降の彼の苦労と慎重さには頭が下がります。
田沼意次や松平定信みたいな強気なやり方ができないとはいえ、あの混乱期に最期まで政権逆転が無かったのは、やはり彼の「政治力」でしょう。
「はっきり言って私は改革好きの人間ではない(中略)何事もなければ私だってこのままでいきたい
しかし、ありすぎるではないか~っ
(保守官僚についての不満等は略)
しかし私は彼らのように責任逃れを続けるわけにはいかないっ
やるだけの改革はやるぞっ」
長々とすみません。
(恐らく)自身を凡人と悟ってる上での決意は現代の社会人に通じまくるものがあります。
よくある偉人っぷりとした伝記の教訓よりも、こーいう凡人的努力&苦労も知らしていくことも大切かなと思います。
はい。かなりベタ誉めしましたが、最後に彼への疑問というか愚痴を。

伊達宗城&島津斉彬、若しくは江川太郎左衛門は、阿部に対して高野長安の件で何とか良い方向にできるようにお願いできなかったのでしょうか?
平賀源内の入獄の時以上のややこしい政情だから、色々と厳しかったのでしょうが謎な部分ではあります。



・江川太郎左衛門→高野関係を抜きにして、本巻での彼の活躍は何といっても

「私は大英帝国=グレートブリテンを紳士(ジェントルマン)の国と聞き及んでいる!」
の言葉で有名なマリナー号事件でしょう!【風雲児たち】ファンとして、ついこの言葉を引き出してしまいました(笑)
通訳無しの自身の言葉で伝えたからこそ、船長のマチスン中佐にグサッときたでしょう。

あ~………彼についてまだまだ述べたいですが、今回はここまででにしたいと思います。
・浦賀→確か、本巻でいよいよこの場所が脚光浴びましたね。地図上ではともかく、実地調査で重要性を見抜いた徳川吉宗や西洋人のセンスはさすがです。
私は浦賀に行ったことありませんし、未だにペリーとセットでしか連想できません。
それはともかく、今後の浦賀地域を巡る江戸幕府の苦闘は見逃せませんね。


・島津家→思えば、【ワイド版】の大半で島津=薩摩がPickUpせざるを得なかったですが、本巻は一際重要な山場を迎えました。

………「お由羅騒動」、かなりエグいと言わざるを得ません。さすがにこればかりは調所笑左衛門も望む展開ではなかったでしょう。
「生きて帰れぬ」薩摩飛脚と薩摩藩士が共に他藩逃亡→藩主交代(これは次巻で説明)という珍事中の珍事が起きましたし。
「ひ孫より二つ若い息子をつくっちゃった」島津重豪もびっくりでしょう。まぁ、彼が諸々の引き金でしょうが。

ちなみに、かなりズレた場面で気になる事が。

斉彬一家の不幸と、薩摩での祈祷らしき行動―――――
私は勿論こーいう密教云々とか信じてませんし、現代法律で上の二点を繋げて裁くことはあり得ないでしょうが、当時はやはり因果関係にしてる節があるみたいですね。(一瞬、ジャンプのデスノート思いだしました)

これは【風雲児たち】シリーズでも異色なエピソードなので少し個人的違和感を述べてみました。


・高野長安→いよいよ、18巻以来の大きな【決着】が本巻でつきます。
【ワイド版】で嫌というほど繰り広げられた場面の一つでしかありませんでしょうが、やはり悔しいものがあります。
江戸百人町での彼の真摯さや勝麟太郎との対話―――心残りありまくりです。

また【幕末編】では高野家の長女モトの今後も語られます。
蛮社の獄からモトの今後まで鑑みた時、江戸時代の民衆の不幸が結構集約されている気がします。
さて、(メチャクチャ皮肉ですが)現代社会がこういう不幸に対して根本的に改善されているかどうか、私にはわかりかねます。



えっと、かなりネガティブになりすみません。
とにかく、ラストでの高野のこういう成長・落ち着きは、一人の人間として見習いたいものがあります。まだ二十代半ばの自分には早すぎる心境でしょうが(汗)
「半生をかけた学問が役に立つくらい嬉しいことはない」
「権力者の比護なんかを信じた俺は大バカヤローだます~~
損得ぬきに命がけで助けてくれるのは無名の人たちばっかりじゃねェスか~~~」
「主従の忠義は一対一の関係です
第三者を巻き込み犠牲にする忠義はありえないっ」
個人的にかなり名言だと思います。


・ジョン万次郎→今回のブログで勝麟太郎や佐久間象山関係を省略する割に万次郎をここで出す理由―――我が故郷の琉球漂着、ただただその一点に尽きます(爆笑)

そういえば沖縄本島南部には彼の到達地点関係の場所がちゃんと残ってますが、ちゃんと見にいったことありません。はっさ、あきさみよー(沖縄方言)
機会を見つけて行ってみて、可能であれば写真をここにアップしたいです。―――あくまでも希望ですが。


・ペリー→さてさて、遂に彼が登場してきました。一瞬にシーボルトも再登場。というか、シーボルトとのやり取りだけですが本巻では(笑)まぁ出番があったことに、このブログでも紹介する意義があります☆
しかしシーボルトの暗躍、もとい活躍はこのまま【幕末編】まで跨ぐんですね。


・坂本龍馬→非常にまとめづらい今回のブログの締めはやはり本巻と同じく坂本龍馬ですね。まるで「はだしのゲン」のラストを思わせます。
イマイチ【ワイド版】ではギャグばかりになっていますが、今後の大活躍に期待です。
って、これだけですみません(汗)










多くの人物のエピソードを省略してしまいましたが、これでようやく【風雲児たちワイド版】全二十巻分の感想を述べてきました。

途中に休みまくったこともあり、かなり長引いてしまい申し訳ないです。

今後についてですが、やはり【幕末編】にも手をつけたいですが、他の物語(主にマンガやゲーム)にも、気軽に感想を述べていくこともあるかもしれません。
また更新ペースも不明です。つまり、かなり自由にいくかもですm(_ _)m

とにかく、ここまで読んで下さり、本当に、本当にありがとうございました。


最後に、本巻で一番笑えた著者の言葉で締めくくります。
「私としてはここからイネの話に移りたいっ
しかし長英の話を急がねばなりません
今しばらくこの顔とお付き合い願います」

ぶっちゃけすぎでしょう(笑)
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