6月が終わる。昨年大腸がんを発症、手術を終え、昨秋幼馴染と集い、またこの秋再会を約束していた友が、今度は階段から落ち、肋骨四本・・はぁ・・。身体の衰え、骨の衰え、ありえるなぁ。実感したのはご主人の優しさ、こんなに優しい人だったけと思ったそうな。ゴルフもキャンセル、台所仕事、洗濯などの家事一般、彼女の起居の手伝いまですべておんぶに抱っこ。だって痛くて何もできないのだものは彼女の言い分。聞いていて微笑ましい、つれ合いの愚痴ほど聞きにくいものはない。君がいなくなり、一番感じたことは「平凡」という幸せだ。あの日の幸せ、過ぎてみてわかったこと。会いたいと思う、君の笑顔にただ会いたい。それだけに「あなた幸せね」と言える。傍から手を差し伸べてくれる人がいる・・「あなた、幸せね」と心から。