今日の画像は新明和工業社製のルートパッカーです。
画像は講談社『ニューパーフェクト はたらく自動車』(1989年)より拝借しました。
シャーシは三菱キャンターです。この頃のキャンターは配置数でいえば少数派の部類でしたが、東京都清掃局では各事業所に満遍なく配置されていたといえるくらい、少数派ながら発見率は高い車種でした。
当初この車種はパックマスターではないかと判断し、パックマスターでアップしましたが、車種に詳しいポンコツ屋さまの調査により、新明和製のルートパッカー初期型ではないかという疑惑が浮上しました。
この頃のパックマスターは荷箱側面の補強リブが3本だったと記憶していますので、どうもルートパッカーが正解のようです。
清掃車両の架装はこの頃すでに出揃った感じであり、新鮮味を感じる部分といえば、車種にその関心が移りつつあった頃です。
この写真が撮られた1989年頃は、荷箱部分が丸みを帯びたパックマスターが登場したり、初代プレスパックが淘汰され段階的に小型特殊車(いわゆる、フジマイティーとモリタなどの回転盤式車の清掃局内での総称)が寡占状態に入った頃でもあります。
この一時的寡占状態の後、プレス車が登場し始め、今日の回転盤式淘汰状態へと数奇な運命をたどることになります。
そんなパックマスターを主力とした回転盤式のもっとも幅を利かせた一時代の記録です。
新明和製のルートパッカーはその後、形状に変化が生じ、現在はテールゲートが角張った形状となり容易に判別できるようになっています。