今日は午前中から出かけておりました。

水木しげる大先生のお別れの会に参列するためです。



水木先生と私の出会いは
まだ私が小さい頃
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』を見たことがきっかけでした。
怖いのに好き!見る!

家には水木先生の妖怪図鑑もありました。
自分でねだったのか親が買ってきてくれたのかは記憶にありませんが?
おかげで幼い頃から鬼太郎と妖怪が大好き!
いつしか水木しげる先生大好き少女になり、大人になって妖怪博士の資格を取るまでになりました(笑)


水木先生は
とっても自由でチャーミングなんです。
ここではお話できませんが
楽しいエピソードがいろいろと…笑

今回のお別れの会も
しめやかに…というよりも
何事でも楽しむことを大切にしていた先生らしく
とても和やかで自由な雰囲気の会となりました。

午前中にはお身内や関係者の方々だけでお別れ会をされ、
午後2時から一般参列者の献花が行われました。
開始前に発起人の荒俣宏さんと京極夏彦さん、そして喪主であり奥様の布枝さんのご挨拶があり
やはり少し憔悴されているようでしたが
そこはさすがにゲゲゲの女房
ユーモアも交えながらのご挨拶でした。

祭壇は発起人の京極夏彦さんが
先生の短編作品を元にデザインされたそうです。
たくさんのお花と鬼太郎や悪魔くんなど先生が生み出したキャラクターに囲まれて
ニコニコ微笑んでいる水木先生。
回りを囲む丸い輪は
此岸と彼岸…この世とあの世の境。
大きく開かれています。

「先生とゆっくりお話してください」と…

京極 「ただし、声に出すとうるさいので心の中で」(笑)


とても自由で会場内及び展示物などの撮影もOKでした!
さすがに祭壇はダメだろう、と思ったら誰一人咎められることなく。
おかげでゆっくり先生のお写真を撮れましたし、お話することもできました。←心の中で

「先生早くこっちに帰って来てね」って。

荒俣宏さん京極さんも仰られてましたが
先生はきっとただ寝ているだけなので
きっとそのうち目を覚ますと思います。

京「お腹が空いたら起きるんじゃないですか?」
荒「起きたらたくさんお花を(私達が供えた献花)たくさん食べると思いますよ」


普通ならこんな自由で楽しいお別れの会って無いんじゃないかしら。
(他の有名人の方の御葬儀に参列させていただいたことがないのでわかりませんが…)
たぶん水木しげる先生ならではだと思います(*^^*)

お別れは寂しいですが
笑顔でお見送りさせていただきました。

(祭壇の写真は載せませんが)
最後に鬼太郎と一緒に♪