1996年の映画 | コントレイル


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エグゼクティブデシジョン  (これまだ買えるのかな…)


1996年公開と結構古い映画なんですが、TSUTAYAで見かけてレンタルしてきました。

実は13年前(小学生くらいですね)の公開の時にも父親に連れられて観にいった作品で、それなりに面白かったなぁと記憶にあります。

今でもたま~に金曜ロードショーとか日曜洋画劇場とかでやったりもしますよね。


映画の大筋は、どこからか奪った生物兵器を持ったテロリストが旅客機でワシントンDCに自爆テロを目論み、ワシントン行きのB74をハイジャック。それを奪還する為にF117風の輸送機を高度1万メートルで飛行中のB747に接続させ、特殊部隊を送り込むというお話。

最後はパイロットが射殺→流れ弾で急減圧→主人公が悪戦苦闘しながらジャンボを着陸というお約束の展開。


まあ飛行中のドッキング♪とか、F117型の輸送機は構造的にありえないとか、B747にアンダーギャレーがあったりとか、結構怪しい設定が満載なB級航空アクションですが、


それはさておき


旅客機を使った自爆テロという設定は5年後のアメリカ同時多発テロの元ネタになったとしか思えない内容だったりして…、と今になって思います。劇中で、B747に乗り込む過程で特殊部隊が全滅したとホワイトハウスが思い込みアメリカ海軍のF-14が迎撃に来るシーンなんかはUA93便に下された言われている撃墜命令と彷彿します。


今になって見返すとなかなか感慨深い作品でした。