Champagne Maillart Grand Cru Rose Brut

個人的ワインのブログ-Champagne Maillart Grand Cru Rose Brut

ミッシェル・マイヤール


エリア  : モンターニュ・ド・ランス地区
本拠地  : エキュイユ村 (90%プルミエ・クリュ)
生産本数 : 年/70,000本
平均樹齢 : 約26年
所有畑  : 合計8.5ha
ブジー村1ha(100%グランクリュ)
エキュイユ村3ha、ヴィレール・アルラン村4.5ha(90%プルミエ・クリュ)

<ワイナリーの歴史>
 1720年からの長い歴史をもっており代々父から息子に引き継がれて来ました。
創設者のルイ・オクターヴ・マイヤールはシャンパーニュのブドウ栽培家と醸造組合の一人でそして早くから生産者元詰めを始めた一人でもあります。そして1965年にミッシェル・マイヤールによってワイナリーの名前をM.MAILLARTとしました。
現在は若き当主ニコラ・マイヤールが栽培から醸造まで、全てを取り仕切っています。

<特 徴>
 モンターニュ・ド・ランス地区ですが、シャルドネの割合を多く用いることによってエレガントさとフィネスをもたらし、ピノ・ノワールの重厚感がありながらも、洗練された独特のスタイルに仕上げています。リュット・レゾネやビオロジックといった呼び方には拘らず、それぞれの区画に応じた最良の方法を実践しています。

<ワイン造り>
 醗酵はテロワールごとに小さなタンクに細かく分けられ、各テロワールの可能性を最大限に引き出し、最終的にブレンドされます。
 デゴルジュマンは、消費者に届くまで最高の品質を守るため、出荷される3~6ヶ月前に行われます。全てのキュヴェは、実際テイスティングの上で、どのキュヴェが出荷されるかを見極めます。オールドヴィンテージも出荷直前にデコルジュマンされます。
 2003年収穫期から、新しい破砕機とステンレスタンク、そして温度制御装置が設置され、樽醗酵および樽熟成を始めました。これにより、マイヤールの新たな歴史がスタートします。


グラン・クリュ ブジー産のピノ・ノワールをメインに造られたロゼ。 
セパージュ:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%

 8℃前後で抜栓、肌理細かい泡、赤紫がかったピンク、赤い花、薔薇、ハイビスカス、ジャスミン、イチゴ、ドライラズベリー、リンゴ、グレープフルーツ、桃、ビターオレンジ、パイナップル、マンゴー、生クリーム、蜂蜜、香菜、オレガノ、タイム、タラゴン、ローズマリー、フェンネルシード、石英系のミネラル、おそらくセニエ方式で造られたと思われる鮮やかで綺麗な赤紫がかったピンク色を呈している。その色そのままと言えるくらいに華やかでフルーティな花とフルーツのノートが広がる。熟した果実をそのまま食べているような甘さと爽やかな酸味が素晴らしい。ロゼは白に比べ造り方が難しいらしく、色が濃い物から薄い物、タマネギの皮のような色の物まで様々、味わいもそれぞれ色々あるが、変化が多すぎて好みを絞りきれないところがあるようだ。これは、実に鮮やかな色合いと肌理細かい泡、華やかで甘くフルーティーな香りと味わいを持ち、素直に美味しいといえるロゼ・シャンパンだ。ロゼの特徴として、赤ワインと白ワインの特徴が同時に顕れ、飲んでいて楽しい。時間が経つと、様々なハーブと土・ミネラル系のニュアンスが次々に顔を覗かせる。酸・ミネラルレヴェルも高く予想以上にしっかりと引き締まった体躯やキレ・コクに久々に美味しいロゼに出会えたと喜んでいます。これから年末年始にかけ、パーティーなどが多くなるでしょうが、難しいことを考えずにワイワイ騒ぎながら楽しんでいただける華やかで美味しいロゼです。      2008.11.15
ウメムラ・ワイン・セラー より)




ある祝賀会で使われたシャンパンの一本をいただいた。おおがきさんではだいたい4800円くらいで販売していた。2009年5月3日抜栓。柔らかい泡立ち。色はサーモンピンクといった感じか?瓶の中ではすこしダークな色合いを見せていたが、グラスにつぐときれいな色になった。香りは、花の香り、ラズベリー、赤リンゴの香り。フルーツゼリーの香り。結構甘い感じです。味としては、たしかに土のニュアンスを感じます。枯葉といったところか?甘さはないですが、フィニッシュで、奥に甘さを感じます。焼き肉で、エビやラム肉、芋などいろいろなものと逢わせましたが全く邪魔にならず美味しくいただけました。