遊女以外にも…その1

自分が普段好んで描くのは自分が好きなもので、遊女（女郎）の、それも髪をきちんと結い上げて花魁道中するような高級娼婦ではなくて（そういえばガガの香水が高級娼婦をイメージして作ったとか…あっ、また話が脱線しそうなのでそれはまた別の機会に）、色打掛を脱いで緋襦袢1枚の姿になり髪も乱れて解けてしまったような仕事が忙しい女郎のイメージの絵ばっかりです。

でもたまーに遊女以外の絵も描きます。

これはハワイ在住の知人に贈るのに描いたものですが、模写元の写真があるので完全にオリジナルとは言えないことをお断りしておきます。



こちらは遊女の現代版かな？
いつも描いている線の細い凛とした中性的な体格の遊女ではなく、あきらかに女性しかもなんだか年配の人が好みそうな成人指定マンガの表紙みたいですね（汗）
でもきっとプロとしてその手の本で使えるかと問えば使えないんじゃないかなあ…もっとリアルに肌のムチムチしたツヤ感があるとか、もっと露骨にヒップやバストを強調して顔もそういう表情してないと…。
これは何がコンセプトと言いますと、前記事の厨二病繋がりなんですよね。
パンク、メタルかぶれの厨二病が成熟してセクシーに装うとこうなりますという。


ちなみにガーターストッキングの部分はスクリーントーンです。
今はスクリーントーンも点々や網かけだけでなく風景さえ選べるようになりました。学校の机とかまであるんですね！ビックリ。
お手軽で便利な世の中になりましたが、自分の娘に絵を教えるのには「背景で手抜きするな！しっかりパース取って描け、ただし人物が引き立つようシンプルに」と教えています。

と言いつつ、あたしは風景が苦手なのでコミックではなくイラストをやっていますっていうオチ（爆）