アンドリュー・カーネギー 「富の福音」

 

富の福音 富の福音
4,238円
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私が大人になって読書を始めるきっかけとなった本、で紹介されていた本です。

 

 

まずは、

アンドリュー・カーネギーがどんな人物かサクッと調べてみました。

 

現代成功哲学の礎みたいな方でしょうか。

 

一説では、彼の指示により

ナポレオン・ヒル著「think and grow rich(思考は現実化する)」が誕生したとされています。

※諸説あるみたいですが、ネット情報だけではよくわかりません。

 

「think and grow rich」は“現代成功哲学そのもの”みたいな本ですね。

正直、内容が盛りだくさん過ぎる気はしますが、すなわち1冊ですべて完結した本だとも思います。

そのうちこの本の感想も書きます。

 

さて本書へ、

内容はなかなか刺激的なことも含まれていたと思います。

 

私が印象深かったのは、

慈善といって貧困層にただ賃金を渡すことに対する批判

競争による貧富の差の歓迎

などなど、本来くみ取るべきことは、富の使い方(社会貢献の仕方)だと思いますが、

私は一会社員なのでこころが動いたところは少し違ったかもしれません。

 

ただ人からものを与えられると、自力で富を得ようとする気持ちがなくなり傲慢になります。

 

競争による貧富の差は、資本主義であればこそ。

競争社会だからこそ向上心が生まれ、よりよいものが社会に誕生します。

競争社会だからこそ自分を変えるチャンスがあります。

 

本書の舞台はアメリカ(しかも100年前)ですが、日本も資本主義ですから

今の状況に不満があるなら、文句ばっかり言ってないで自分の力で身の回りを改善すべきです。

 

私の周りには、「給料が…」とか「休日が…」といいつつ

何の努力もしない(してるように見えない)人たちが多い気がします。或いは、だいたいの人がそんな感じなのでしょうか。

かくいう、私もその一人だと思います。

しんどい時、誰かのせいにしたくなるのだと思います。

 

仕事が大変なら会社のせい。

恋愛がうまくいかなければ彼女のせい。

生活が豊かではないのは、会社のせいあるいは国のせい。

 

人のせいにする前に、足りない頭で考えて“理想の生活”に近づくために自分自身が今できる事は何か考えていきたいと思います。

 

さて、頑張ろう。