日本の皆様おはようございます。

 

ヴェネツィアの立ち飲み屋さんは、歴史的に市場などで働く人の喉を潤わせたり、小腹を満たせるために出来た商売ですので、朝から開店しており、日の高いうちから飲めます。

 

私たちも習慣で、買い物の帰り道やAKIRAの仕事が一段落すると一緒に立ち飲み屋さんに行くことが多いです。

 

題にあるように「飲み友達」と申しましても、ヴェネツィアの場合、年齢層は全く関係なく、何年も前に知り合った年配のジャンニもそのうちの一人です。

 

 

とある立ち飲み屋さんでジャンニと出会った日の思い出は、彼は私たちを見ると日本語で「コンニチハ〜」と話しかけてきて、その後はヴェネツィア語でAKIRAに「君、ムラーノのガラス職人だよね」と話し始めたのをよく覚えております。

 

それから、色々な立ち飲み屋さんでバッタリと会うと、ガラスの話になりました。

 

ジャンニがムラーノガラスの販売か何かをしていた方とは、今までのお話の内容で知り得たのですが、本日、北一硝子のヴェネツィア美術館開館に携わったというお話を伺って、AKIRAが13歳の時に「ヴェネツィアに来てムラーノガラスの職人になろう」と思うきっかけがそのヴェネツィア美術館のガラスだったので、本当に驚きました。

 

 

あまりの驚きにその決定的な瞬間を写真におさめたく、妻の私はカメラマンと化したのですが、ヴェネツィア美術館を小樽に建てる時、「(ヴェネツィアの)グラッシ宮に似せて建てた」というお話や「ゴンドラを二艘、持って行った」というお話を伺い、「人は本当に歴史ね・・・」と思いました。

 

飲み友達なので苗字は存じませんが、ジャンニの実体と申しましょうか、偉業と申しましょうか、それを知ったAKIRAは、しばらく感謝の気持ちと興奮が入り混じっているように見受けられました。

 

 

 

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