コメント欄に頂いた質問…

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思いっきり大きなゴールを目標にするっていうのが何故いいのかっていうのは、そうすることによって既にそこまでにたどり着くためのその時々の小さなゴールの達成することをも含めて目標にしているから、目の前のゴールは簡単に達成できちゃうってことなんでしょうか?

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この質問への答えとしては…

苫米地博士の著書に様々なことが書いてあるので、そちらを読んで頂いて、ご自身で判断されるといいと思いますので、こちらでは、私の体験談をシェアしたいと思います。



『ゴールは現状の外側にある…思いっきり大きなゴールにすること』と学んでいました。

『とんでもないゴールを設定する』という言い方の時もありました。



現状の延長線上のゴールではなく、

現状では絶対に達成することが出来ないところにゴールを設定する。



現状の自分が成長したらなれる姿を見てゴールを設定するのではなく…

現状の自分を変えなければ絶対に叶えられないゴール。




私は現在、『とんでもないゴール』を設定しています。


それは、ここで発表はしません。



その『とんでもないゴール』を設定した私には、様々な出来事が起こりました。




8年前の私は、鍼灸マッサージ師。

母子家庭で、3人の息子との悪戦苦闘の日々…

寝たきりの方々への往診治療をしていました。





その後、様々なことを学び…


現在では、往診治療だけでなく、苫米地式ヒーリング・医療現場でのコーチングを行っている。

ボランティアで、PX2のファシリテーターをやっていたり、ドクター苫米地ワークスのアシスタントをしている。



ゴール設定した当時の私では、考えられないことをしている。




そして、ゴールは更新するもの。



ある程度進んでくると、数年前には考えられなかった環境が、もう現状になっている。



ゴールは、現状の外側に。





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以前のゴールの一つに、
『PX2のファシリテーターになる』
…というものがあった。


自分自身がPX2に参加した時に感動し、参加する前の人達と、参加した後の人達の空気感の違いを感じたのと、

長男、次男がPX2に参加した後の空気感の違いや、私との会話の違いが身にしみたから。


PX2に参加する前の彼等は、私に対しての視線は冷たかった。

お前に育てられたから俺らは不幸なんだ。

…という雰囲気がたまに出てくる。


確かに、私は過保護だったのが急に変化し、毒親と言われるようなことを彼等にしてきた。

苫米地博士の本に出会う前、洗脳を仕掛けてくる人の言いなりだった。

このままでは生きていてもしょうがないとまで思い…

息子3人連れていつ、どこで、この世を去ろうかとまで追い込まれていた。

いつも誰かに救いを求めていた私は、身体にも異変が現れていて、手のこわばりで、家事がしにくくなり、マッサージの仕事はなんとかするけれど、もうギリギリだった。
病院で検査をしてもらっても原因不明。
病気としての診断はされなかった。
症状を診て、自律神経の乱れだろうと言われるだけ。

何か薬を処方しようかと言われたが、玄米菜食の両親に育てられた私は、薬をは飲んだことはなく、信用もしていなかったので薬で治るとは思えなかったから拒否した。


仕事だけはなんとか出来るけれど、未来のことなんて考えられなかった。


そんな時に出会った本が、苫米地博士の
『頭の回転を50倍速くする方法』フォレスト出版


この本から、『私は、まだ遅くない…今からでも変われる!』と感じて

洗脳を仕掛けてくる人から離れることができた。




そして、様々な【流れ】が現れて…

長男、次男がPX2に参加した時に、彼等の雰囲気がガラッと変わったのです。



あの冷たい空気感はなくなり、私のことを応援してくれるようになりました。





私は、PX2のファシリテーターになることを、ゴールの1つとして設定した。

*ゴールは、あらゆる分野で設定するといいので、仕事、家庭、パートナーシップ、友人、学び、トレーニング、趣味、ボランティア活動…など様々な分野に、自分のなりたい姿をイメージして設定します。*



PX2を広めれば…

苫米地博士の本に出会えない人達にも、人はいつでも変われることを、知ってもらうチャンスがPX2にある。と思ったから。

子ども向けのセルフコーチングプログラムが、学校教育の中で行われるようになったらいいなぁという思い。




セルフコーチングの理論と技術を、多くの家庭や学校で共有できるようになったら、子ども達一人一人が、自分を大切に扱い、他者への気持ちの持ち方も変わり、『イジメや差別が無くなる』と感じたから。




そして、私がPX2のファシリテーターになることをゴール設定して、進み始めた。


様々なトレーニングに参加し、PX2のプロジェクトディレクターを何度も経験し、色々なタイプのファシリテーターが、どんな感じでセミナーを進めているのかを観てきた。


私がファシリテーターのデビューをするまでの道のりは長かった。



当時のマスターファシリテーターから、何度も『いつ登壇するの?あなたはあなたらしいファシリテーションが出来ると思うから、やってみたら?』と、登壇する機会を促されていたけれど…


『私にはまだ足りないものがある。』と思っていて、なかなか登壇することを選択出来なかった。





それから様々なことが起こり、トレーニングしてきて…

仲間と呼べる存在が現れてきた。

志が同じ仲間。





彼等との出会いによって、私自身のことが解ってきた。





月に数回会って話をする仲間。

その仲間との関わり合いの中で、自分の出来ていることなどが明確になり、ある意味、自信を感じられるようになってきたころ…





『PX2のファシリテーターをやらないか?』
…と声が掛かる。




『やる!』と答えた私。

もう迷うことはなく、いつから登壇するのかも決めた。





そして、その登壇の前日の緊張感の凄さ!!


これが創造的回避だとハッキリ解るくらいに緊張して、お腹が痛くなってきたので…

慌ててゴールを更新!

PX2のファシリテーターになることがゴールではなく、PX2が日本中の子ども達や、親、教師に行き渡ることをゴールにした。



PX2の初日…

それまでプロジェクトディレクターやオブザーバーとして後ろからサポートしている時には見えなかったことが、沢山見えてくる。


参加者とのやり取りの中で、自分自身が変化しているのも解る。




何回かファシリテーターを経験していくと、PX2のファシリテーションのゲシュタルトが出来てきた。





親子が同じ部屋で参加するよりも、別々の部屋で参加した方がいいと思い、同じ日程で2つの会場で参加出来るPX2を企画した。

それは、多くの人達が協力して下さり、今年の8月に行うことが出来た。
そして、9月にも、明日&明後日も。





そうやって…ファシリテーターとして登壇することが現状になっている。



私がPX2のファシリテーターであることは、当たり前のことになっている。


あんなに怖がって避けようとしていたのに、以前設定したゴールは達成された。

自分の意思で設定したゴール。

その道のりでは、様々なことを学び、トレーニングして、仲間との出会いによって自信がつき、怖がりながらもゴールにたどり着けた。



ファシリテーターになることがゴールだった頃に比べると、確かに小さな目標などは超えてきたと思う。





でも、それだけではなかった気がするのです。





ゴール設定した当時に見えていた目標だけをクリアしたのではなく、その頃には見えなかったものまでを得ることを経験しました。

そういう感じかなぁ…





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