子どもの成長過程って、
その子によってそれぞれなのだけど



でも、発達段階には、
ある程度流れがありますね。






生まれてすぐの頃

一ヶ月間の間

二か月の頃

三ヶ月の頃

四ヶ月、五ヶ月、半年…


1歳、1歳半、2歳…

3歳、4歳、5歳、6歳…

低学年、中学年、高学年…

思春期、青年期、成人…




大雑把に分けても、心身の発達段階は

これだけでは足りないもので

この先にもまだ段階はありますよね。






発達段階に合わないことを、

やらせようとしたらどうなるのだろう??







生まれてすぐの赤ちゃんに対して

オニギリを食べさせようと口に入れたり?





お座りも出来ない段階の赤ちゃんに

走れと命令してみたり?






やっとつたい歩きの段階の赤ちゃんに

自転車に乗せようとしてみたり?







こんな風に、

明らかに出来ないと

解っているものに対しては

やらせようとは望まないものだけど




解っていない場合には??




やらせようと望み、

無理矢理やらせたりしているかも?






まだ、そこまで望む段階ではないのに

『なんで出来ないのか?』と

感情的になってしまったり…





そんなこと、周りで起こっていませんか?






先日、まだ寝返りも出来ない

四ヶ月の赤ちゃんに




父親が『座る練習だ!』と言って

お座りの格好をさせては

手を離していたそう。





赤ちゃんが自分の身体を支えられずに

横に転んで泣いてしまうので

母親が抱き起こすと…






『お前は甘やかし過ぎだ!』と怒る父親。

『俺は、座ることを教えているんだ!』と。





そして、その母親は、父親に怒ったそう。

『起こさなければ骨折しちゃうかもしれない!』と。







母親の怒るポイントも違うし

父親の教えるポイントも違う…




どちらも違うのに

二人とも解っていない。




この話しを聞いて

なんだかなぁ~と思いました。





寝返りもできない赤ちゃんというのは、

まだ身体を自由に動かす筋力を付けていないし、

体軸もまだまだ出来上がっていない状態。





だから、必要な練習は座る練習ではなく

身体を自由に動かせる筋力をつけることと

腰を安定させることが出来るための筋力をつけること




それには…

寝返も大切

うつ伏せで顔を上げることも大切

うつ伏せで両手両足を動かすことも大切

ずり這いすることも大切

腰を上げて、膝も使って這い這いすることも大切

まだまだ大切なことはありそうだけど…





要するに、お座りするまでの段階には

大切なことが沢山あるということを

親が知っていることがなによりも大切。







赤ちゃんがどう発達していくのかを

知ること、学ぶことが

どれだけ重要なことなのか。






それを解っているかどうかで

人が成長することを

どうサポートするのかに

差が出るなぁと感じました。






寝返りもできない赤ちゃんに

お座りの練習をしても無駄!!





無駄なことどころか、

赤ちゃんに負担をかけるだけ!!






それに気づかずに、

意味のない負担をかけ続けるのって…





どうでしょうか??






これ、赤ちゃんのことを書きましたが

実は、大人でも同じだったりします。







人は誰でも成長過程にいるもので、


それぞれのペースで先に進んでる。






その成長の過程には、段階がある。




段階を無視してやらせようとしても??



現状を把握せずに、違う働きかけをしていたら??





どの段階にいるのかを見極めてから

ちょっと大変かもしれないけれど

でも、やれるかもしれないというものが目の前に来るのと





全く無理なものを目の前に置かれて

どうやってもダメなのに

『やれ!』と言っているのでは……??






かなりの違いがあるものですね。






では、大事なことは何だろう??


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相手の段階を見極めることなのかな。




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写真は、先週から我が家の一員になった猫ちゃん


次男が命名した『ブラウン』




ブラウン君に合わせた働きかけをしていきます♪( ´ ▽ ` )ノ








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