タイムトラベルする映画の中で
私が一番好きなのは
【ターミネーター】です。
サラ・コナーが
覚悟を決めるまでの過程の映画。
（……と、私は思っている。）
弱々しい女の子が、
変化していく姿に
初めてこの映画を見た時に感動した。
当時は、VHSのビデオを買って
何度も見ていたなぁ…
その後、
【バック トゥ ザ フューチャー】
このシリーズも
面白いなぁとは思っていた。
テンション高い雰囲気に呑まれた感じ。
夕べ、
【ある日どこかで】という作品を観た。
この作品も
タイムトラベルするのだけど…
その時間を超えるやり方が凄い。
過去の戻りたい日を確定して、
寝転がった目線から見えるものに
今現在を感じさせる物は一切置かず
過去に戻れると信じて疑わずに
その当時の臨場感をイメージし
とことん自己催眠をしていく流れ。
タイムマシンとかが無い！！(o^^o)
何度やっても失敗するのだけど、
どうしてもその日に行きたい。
何故行きたいのかというと
ある女性に逢いたいという想い。
ある女性の写真を見て
一目惚れしたから。
実は、数年前に
その女性が高齢になっている現在の姿で
彼に会いに来て、
『必ず戻って来てね。』と
金の懐中時計を託していた。
女性の写真に出逢い、
一目惚れして……
その女性のことを調べてみたら
数年前に出会った高齢の女性だと解った。
どうしても写真を映した当時の彼女に
逢いたいと思い詰めていき
タイムスリップをすると決めるのです。
どうやっても行くのだと
必死に挑戦している姿は印象的でした。
本当に逢いたい人がいると
あんなに必死になるものなのですね。
過去に行くのだという臨場感が高まり…
リラックスして…
ゆっくりと眠りにつく。
そして、起きたら
その【行きたかった過去の日】に居る！
そこからのお話は、
まぁ恋愛もののストーリーなので
ニヤニヤしながら見てました。
最後に
過去から現在に引き戻されるシーン
彼女と結ばれた後に
ふと触ったポケットから
現在の通貨が出てきた。
もちろん
その過去の当時には無かった物。
その硬貨を見た瞬間、
自分の居た未来に引き戻され
過去の彼女の前から消えてしまう。
そんなお話しでした。
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映画を観た感想って
人それぞれの感じ方だと思いますが
私はこの映画を観て思ったのは
現状を変えて行くには、
やはり幾つか大切な要素が
あるのだなぁということ。
・『何が欲しいのか？』が明確なこと
・行きたい世界の『臨場感』
・必ず行くという『確信』
それとともに、
『現状に引き戻される』
……ということがあり
それは、
現在に縛られていることにより
ホメオスタシス（恒常性機能）の働きで
ゴールの世界の臨場感を
感じられなくなるから。
この作品では
一つの目標（ゴール）が
達成されている。
当時の彼女と心も身体も
通わせることが出来た。
そこまで来る為に使っていた
エネルギーが切れてしまった。
だから、
達成する前に
次の目標（ゴール）を
作ることが大切だということ。
そんな視点で観ていました。
きっと、
普通の恋愛ものとして見るのとは
全く違う観点で見ていた私です。
なので、
次は恋愛ものとして見てみようかな♪