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以前、子育てのことで書いた記事




子供と接する時、

親が子供の力、可能性を
どこまで信頼しているかによって

子供への対応は変わると思う。




この記事とは別の話しで、
自分は母親失格だと
思い詰めていた人の話を思い出した。


子育ての雑誌に投稿してあった記事。



細かい内容とは違うと思いますが
私が感じた話を書いてみます。


*****


私は母親失格だと思っています。

子供へ対して、
いつもイライラしてしまうから。

子供が良いことをした時に
褒めてあげればいいのだけれど…
上手く褒めることが出来ないし。


我が子を
どうやって育てていいのか解らない。

本当に私はダメな母親だと
思い詰めていました。


ある日、我が子が絵を描いているのを
ぼんやりと見ていました。


我が子は振り返り、
私が見ているのを観て
急に雰囲気が変わりました。


なんとなく描いていた感じだったのが
ルンルンとして、嬉しそうなのです。


私はビックリしました。


私は、ただ見ていただけなのに
我が子は凄く喜んでいるのです。




褒めたりしているわけでもないのに。

ただ見ていただけなのに。



 
そういえば、よく言っていた。

『ママ、見て!!』……と。



そんな時、チラッと見るだけで
ジーッと見ることはなかった。




今のは、ただ何も考えずに
ジーッと見ていただけなのに…

たったそれだけのことなのに、
我が子の雰囲気がガラッと変わるなんて。




ただ見ているだけの私でも、
子供は喜んでくれるのですね。



こんな私でも…我が子は
私を母親だと認めてくれるのですね。



これからは、
もっと我が子のことを
見ていこうと思いました。



*****


この話しは、
人との関わり合いの中で
人が最も欲しているもののことを
表していると思った。



人は、誰かに
『自分の存在を認めてもらえる』だけで
安心出来るし、癒されるのですね。




『自分を認識してもらえること』で
何かを感じて先に進める。





子育てで得たこの感覚は
ヒーリングやコーチングの
原点でもあると思った。