『病とは自己表現である』

以前書いたブログのつづき。



病というカタチで
自己表現をしているというのは

身体で現していることは、
心の中(情報空間)で
起こっていることを

言葉などで表現するのではなく
身体を通して表現をしているという感じ。




先のブログでも書きましたが、

人は、あらゆるカタチで
生きるということに対しての
バランスをとっているもの。



そのカタチが、
心身ともに健康な場合もあるし、

心身ともに不健康な場合もある。



でも、
健康と不健康の境目ってわかります?


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正気の量、質、強弱に関係しています。





そして、
風邪をひいたら不健康?


でも、風邪をひくというのは、
健康の証だと思う。



だって、
外部から侵入してきたウイルスに対して

身体の免疫力が正常に働いて
そのウイルスを死滅させるために

発熱したり、食欲が落ちたり、
体力も落ちて、
寝ていなければならないほどになる。



確かに、その一時期だけを観れば
不健康なのかもしれない。



でも、ウイルスを死滅させた後は?



ちゃんと熱も下がり
自然に食欲も出てきて体力をつけ

ちゃんと健康な状態に
戻るではないですか。



これって、健康な人だからこそ、
風邪を引いた時の反応として

ホメオスタシス(恒常性維持機能)が
しっかりと働いているということ。




健康ではない状態だと、
どうなると思います?



とことん風邪のウイルスにやられちゃう。



肺炎を起こしてしまい
そのまま帰らぬ人となった患者さんを
私は在宅医療の現場で沢山みてきました。





健康ではないと、
まず、発熱しないんです。


したとしても、体温が低い。


風邪のウイルスを
死滅されられる温度まで
上げられないんです。



これ、健康で、
ホメオスタシスが正常に働く人、
じゃんじゃん発熱出来る人には

きっと
あまり実感がわかないと思います。



風邪のウイルスが侵入してきた時、
発熱しないと、人はどうなるのか。




風邪を引いて、発熱して、
ウイルスを死滅させられることが

ホメオスタシスによって
当たり前に出来ちゃっているんだから。




そんな働きを
自然にやってくれていることって、

それだけでも奇跡的なことなんです。




人間のしくみとして、
当たり前に働いているホメオスタシス。


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でも、
それが当たり前になっているので、

風邪を引いて、発熱したら解熱剤とか


……不自然なことをして、
せっかく上がった体温を
自分の都合で下げてみたりする。



でも、
ウイルスが死滅したら
ちゃんと熱は下がるものです。



こういう人間のしくみを知らないと、

風邪を引いた時に対処を間違えて
大袈裟にしてしまうことにもなる。




確かに、
『今寝てる場合じゃない!!』
……という時もあります。



では、何故
その『寝てる場合じゃない!!』

という時に
発熱しましたか??


そのことを観てみることって
凄く大切。


それこそ、病は自己表現なのだから。






詳細は、また描きます。(>_<)
まずイラストを描いてから、
文章にします。



それと、
自己表現している人に対しての
周りの人達からの対処法なども。



しばしお待ちを!m(_ _)m