①発言の背景
米国のバラク・オバマ元大統領がポッドキャスト出演で「宇宙人は実在する」と発言しましたが、この言葉が各国メディアやSNSで大きく取り上げられました。

 

ブライアン・タイラー・コーエン氏のポッドキャスト番組に出演したバラク・オバマ元大統領

②元大統領の説明
オバマ氏はその後、自身のインスタグラムで以下のように説明しました。

・宇宙は広大で生命が存在する確率は高い。
・ただし彼自身は宇宙人を見たことはない。
・米政府が極秘で地球外生命体を隠しているという証拠もない。
・彼が大統領だった間に地球外生命体が地球に接触した証拠はない。


③エリア51について言及
ネバダ州にある極秘施設「エリア51」についても触れ、「地下施設や極秘保管はない」と否定しています。

◎補足
この発言については、多くの人々が「陰謀論」と結びつけて話題にしましたが、オバマ氏自身は科学的な観点から宇宙生命の可能性を肯定しつつ、現時点で地球への訪問や政府の隠蔽を示す確証はないと説明しています。

 

 

~追記~
オバマ氏の発言の背景として重要なワードである米国の極秘施設「エリア51」UFO/未確認飛行物体(UAP)論争の歴史を解説します。

エリア51が単なる軍事基地にもかかわらず、世界的に宇宙人の隠蔽場所として語られるようになった背景には、いくつかの理由があります。

① 秘密主義と不可解な飛行物
基地周辺で高高度・高速で飛ぶ未公開機が目撃され、一般の人々がそれを “正体不明の飛行物体(UFO)” と解釈したこと。
軍事飛行の情報が一切公開されなかったため、憶測が膨らみました。

② ボブ・ラザーの主張(1989年)
1989年に自称科学者の ボブ・ラザー が「自分はエリア51で宇宙船の解析に携わった」と主張。
この話が大きく拡散し、基地と宇宙人説が結びついた歴史的契機のひとつとなりました(ただし彼の経歴は信用されていません)。

③ 「Storm Area 51」現象
2019年にはインターネット上で「エリア51に押し寄せ“宇宙人を見よう”」というイベントが話題になり、結果的にはジョーク的参加が多かったものの、基地の神秘性をさらに強めました。

④ 軍側の情報操作説
一部報道によれば、米軍や国防総省が冷戦期にUFO噂を利用して意図的に情報をぼかしていた可能性も指摘されています(※これは正式な政府見解ではなく報道の一部)。

現代のUFO/UAP論争と政府の動き
近年、政府自身も 未確認飛行物体(UAP: Unidentified Anomalous Phenomena) の調査・公開を進めています。
米国防総省は複数のUAP目撃報告を公式に認め、議会への説明も行っています。
これらは「必ずしも宇宙人ではないものの、説明不能な物体」として扱われ、目撃例が増えるにつれて関心が高まっています。

◎なぜ人々は宇宙人説を信じるのか?
エリア51神話の根底には、“情報が隠されている”という感覚と、未知への憧れがあります。
現実には高度な軍事技術や極秘試験が行われていることが確認されていますが、その秘密主義が噂を強化してきたとも言えます。

 

 

~この記事に対するコメントのまとめ~

・宇宙の広大さと統計的な観点から、宇宙のどこかに知的生命体が存在する可能性は高いと考えられていますが、地球外生命体と接触することは現実的には難しいと考えています。
・地球外生命体の存在を否定できないが、現時点でのコンタクトの証拠はないという立場が科学的で誠実だと評価する意見もあります。

 

【参考記事】