息を止める
意図的ではなく
無意識的に
心が閉じる
しんと静まり返る中
ただ一点に
私の心は集中する
いや、心なんてない
そこにあるのは
無
久しぶりに
そんなお茶を点てたくなった
それは
この子と出逢えたから
ほおずき餅
守られるように包まれている
菓子切りを入れると
色鮮やかな実が顕れる
口に含むと
少し甘酸っぱくて
どこか心地よい
その甘酸っぱさを
優しい餡が包み込む
柔らかな餅が
そのすべてを包み込む
すべてをいただいて
一息ついたあと
お茶をいただく
私の体を借りて
私が点てたお茶
心と身体が
一つになる瞬間
な~んて。
ちょっとカッコつけちゃったりして。
昨日、
友人と、
新町にある
餅匠しづくさんへ伺ってきました。
おぜんざいをはんぶんこさせていただき。
くるみ餅もいただき。
深い話や、とりとめのない話をして。
気が付けば小一時間。
お土産を買おうと思ったのだけれど。
しづくさんはとても人気で。
私は帰路に着いたのです。
今日は、朝からリベンジ!
ではないけれど。
実家へ行く日なので、
いつもお世話になっている両親に贈り物をしたいと。
今日じゃなくて、
来週でもよかったのだけれど。
なぜか、今日じゃないとダメな気がして。
そして、ほおずき餅と出逢えたわけです。
(両親には豆大福)
ほおずきは私にとって、
想い出深い植物。
小学生の時に、おばあちゃんが、
ほおずきは中を食べるねんでって教えてくれたけど。
当時の私は、良く分からなくて。
また、浅草では7月になると
「ほおずき市」が行われます。
境内にはたくさんのほおずきの露店が出て、
多くの人でにぎわいます。
8年くらい前、
たまたま、ほおずき市と出逢い。
その市限定の、ほおずき柄のさらしを、
おばあちゃんのお土産に買って帰ったなと
ふと、思い出しました。
ほおずき餅。
また一つ、好きなお菓子と出逢えました。
また一つ、好きなお店と出逢えました。
また一人、好きな人ができました。
また一人、好きだった人をもっと好きになりました。
そんなお店を教えてくれた方々に感謝。
いつも私を支えてくださる方に感謝。
2016年は、深く悩む日々が続きましたが、
手の届かないような世界と出逢うこと、
そこへ、臆せず踏み入れることで何かが変わりだしました。
少し、
あわただしい日常を送っていたのだけれど、
日々の中で、
一服する時間は必要だと、
改めて感じた昼下がりでした。
(もう夜だけどw)


