借りくらしのアリエッティで


日本オオカミを 思い出したので。



小さい頃、 祖母から聞いたお話です。


口伝えなので


つまらなかったり、お忙しい方は

スルーしてください。(笑)


。。。。。


「やまいぬのおはなし」


やまいぬというのは、日本オオカミの事なので、


まだ、その辺の山に、


沢山いたころのお話なのかしら?



昔々おじいさんのおじいさんのまたまたおじいさん。


木こりのおじいさんです。


おじいさんは、塩を運ぶ仕事をしていました。


木こりなのに?(笑)


毎日毎日。峠を越えて、塩を運んでいました。


いつも一匹の山犬が、峠近くになると後ろをついてくるのだそうです。


峠につくと、ふっと、いなくなる。



やがて、おじいさんは、塩を、ひとなめ分、峠に置くようになりました。


そんなある日。


おじいさんが、 いつものように、峠を、超えようとすると、


山犬があらわれて、 着物のそでを、くわえて、ひっぱるのだそう。


あまりにもぐいぐい引っ張るので、そのまま引かれていくと、


やがて深い森に。。


とうとう食われるのか~~?(><)


山犬はおじいさんに後ろ足で木の葉を


かけてかけてかけて


やがて木の葉の山。


山犬は、その上にちょこんと乗っかり


じいっと動かないでいる。


すると、


どーどどど~っと 地響きと共に、


やまいぬの大群が現れ


すぐ横を、通りすぎていったそうです。



おじいさんはもう怖くて怖くて、


二度と、山にはいかなかったそうです。


おしまい 。。。。



えー?助けてくれたやまいぬはどうなったの?


もう、塩をもらえないの?


これでおしまい?


とも思いましたが、 ほんとうにおしまいです。


人間の臭いなんてオオカミには分かっちゃうんじゃないの~?と、


子供心にも思いましたけどね。



江戸中頃の仏壇がデーンとある、ボロッあいや、古い家の


祖母から聞いた 口伝えの おはなしなので。。(;^^)



多分もう、だあれも話さなくなるお話。


きっと、どこにでも こういうお話、


あるのでしょうね。


聞いてみたいものです。


ないか~~(笑) (>♡<)