レコーディングに入る折、プロデューサーに「なんのために歌ってるのかが伝わらない」と言われ、思い悩む英子。
そんな時に街で路上ライブをやっている1人の女の子が。
魅力的な声に惹きつけられもっと歌声を聴きたいと彼女に話しかける英子。
そこから意気投合、一緒に路上で歌うことに。
後に実は大きなイベントの出場権を賭けたライバル、アザリエのベース&ボーカル久遠七海だったと判明。
お互いの素性を明かしたあと健闘を誓いあうも、
久遠七海が実はプロデューサーによって自分の好きな音楽スタイルを封印させられていると打ち明けられる。
英子は七海の心情を知り、七海の為に心を込めてアカペラで歌う。そして別れ際に彼女に向かって叫ぶ。
「ナナミーン!また一緒に歌おうよー!」
孔明の作戦で濃霧の明朝、109前に現れた英子はシークレットライブを決行。アザリエに成りすましSNSで10万いいねを稼ぐべくアザリエの歌を歌う。
しかし正体がアザリエでは無いと聴衆にバレてしまい、後から現れた本物のアザリエにお株を奪われ、英子の相棒、KABE太人の挑発的なラップもあり、「帰れコール」を食らってしまう。
だが英子の意図を知りたい七海は聴衆を制止。
英子は決心し自身作詞作曲の新曲「Dreamer」を披露する。
孔明が授けた策はアザリエの戦意を消滅させ英子に勝利を確信させるものだった。
さらに次の作戦はダメ押しでアザリエそのものを内部崩壊に至らしめるもの…だったが、英子と七海の友情を知る孔明はこれを封印、
頭打ちだったいいね7万、残りの3万を英子の「歌の力」に委ねるのであった…
このバトルは熱かったです。
月見英子の歌を担当した96猫さん、
そしてアザリエの久遠七海の歌を担当したLezelさん、2人とも素晴らしい歌声です。一気にファンになりました。
96猫さんの、可愛いらしい声でありながら琴線に触れる美しく力強い歌唱、
ハスキーボイスでビブラートと言って良いのかわからない、一瞬ブルっと声を震わすようなLezelさんの特殊な歌唱法はゾクっとします。60年、70年代の日本歌謡ポップスではこの様なスタイルの女性歌手が何人かいた記憶があります。
パリピ孔明、ドラマ実写化もされてこちらも割と原作に沿っていて楽しいですね。大人の事情なのか、楽曲はアニメと違うようですが充分楽しめます。
タイトルで食わず嫌いする人もいるかもですが、諸葛亮孔明が「ちゃんと」孔明なので必見ですw