フランス留学生の大変な季節 | パリと音楽と大学と

パリと音楽と大学と

パリにて声楽、シャンソンを指導。パリの音楽学校在学中より、フランス各地・ヨーロッパで様々なコンサートを経験。フランス国家公認声楽講師資格。アラフィフの物語を振り返るつもりです。

申請。
滞在許可証の申請。
学生ビザをもらってきたのであれば
さらに滞在できるよう、
ここにてまた申請!


私のころとはシステムがすっかり変わったと思います。
しかしあのころも、年によって申請しに行く場所が変わったりしてたかな。
そして、最悪な行列は、
あまり記憶にない私。
(都合の悪いことは忘れるのかな)

無駄打ちはもちろんありました。


コピーを用意しよう。

なんでもいい、余分にもっていこう。


で、すこし楽になったような気もします。
「えーと、これが足りない」とかぶつぶつ言われたら、


どどん

と、いばって机の上に書類の束をぶちまけます。
いや、ぶちまけちゃなくす可能性もあるのでいけませんが、
堂々と、開きます。

しかも
 ゆっくりと。

時間をとるのは、仕事をしてる先方さんではなく、こちらのほうでいいんです。忙しい?昼休み?お隣さんとおしゃべり?私は単に手続きにきているだけなので知りませ~ん。

ferme? 意味わかりませーん。

都合の良いときには「わからないふり」(わかっていれば、が前提ですが)だってできますよ。

私が知る範囲では実際の話、書類があっちこっちにたまってたまって、処理が遅れているのだそうです。学生ビザの派内ではありませんが、数種類のフランス物関係の役所がこれなら、ガイジン相手の役所がさくさく稼働するとはとても思えません。

私が休んでいたら、その間にたまった書類の処理が大変で、こんどは私の代理が病欠になってしまった。ということもあるそうです。

人間同士、こっちは言葉を聞き取るのと通じさせるのとで必死、しかし向こうは、能率があがらないので(必死、とは書けませんが)あーこまったなー、と思っている人も


一部には、いる、と思う・・・。

お役所仕事→全体がとどこおってすすまない→どこやらの国みたいだな~。
妄想翻訳でもしながら、フランス語の勉強でもしながら、どどんとかまえてね。

ただし、なにがあるかわからないので
早めにスタートしましょう。

そんな私は、ヘルシンキの空港でぷっつんしましたが、
(フィンランド航空はみな公務員だから)
その話はまた今度。