夏に集まらない音楽留学情報 | パリと音楽と大学と

パリと音楽と大学と

パリにて声楽、シャンソンを指導。パリの音楽学校在学中より、フランス各地・ヨーロッパで様々なコンサートを経験。フランス国家公認声楽講師資格。アラフィフの物語を振り返るつもりです。

日本の大学と違って、7月に入ればあっさりとその扉を閉めてしまうコンセルヴァトワールに音楽学校。

おおノオオオッ!


資料集めには、夏に来てもたぶんダメなんです。慎重で来られる方にははやはり[来年以降のために」7,8月ははずして、ついでに9月も試験や新しい学年の準備で手いっぱいでごったがえしているので、そっちも外して、普段の学校の様子を見たいのなら、


お天気の悪い冬の間


などにいらっしゃるのはいかがでしょうか。それもできれば、お友達がすでにいる学校・・・等の方がよいかもしれません。まともにアポをとろうとして、かえって入れなくなることもありうる。


あるいは、一年前の夏に、夏の講習会に参加するのもよし。私が講習会に来たのは留学を決める前で、それが留学の決め手になったわけでもない、オーストリアのいなか。フランスバロックのフの字もない。前後の旅行が、ちょっとだけヒントをくれることになりました。つまり「パリはきたないから二度と来ない」というキーワード。


それはおいといて、やはり、夏といえば、講習会。つきたい先生を探すのが目的でも良いし、レベルにこだわらずに参加すると、語学学校に一カ月通うよりずっと試練に鳴る可能性もあると思うんです。というのも、講習会は専門レベルとは限らず、子供が参加するものもあるし(これは年齢制限があるけど)、一般のフランス人の大人が参加するものもあります。合唱の講習会と言うのもあります。これなどは、ほんとに普通の人がやってくるので、うまくいったらあれこれかまってもらえそうな気もするんです。


夏の講習会は、今後へむけての軽いジャブ。

フランスへの、あるいは違う国へのコンタクト。


だから、同じ年代の専門学生が集まる講習会もよいけれど

ぜんぜん専門ではない人が集まる、

そのかわりフランス語がどっぷり、という講習会も


か~な~り~よいのではないか、と思うのです。


留学に迷っている人も、これで、踏み出せるか踏みとどまるかを決めることができるかもしれません。



・・・まあ、8月も後半にさしかかろうという今日書いていても遅いのですが、




来年ね。