バスティーユのパン屋さん | パリと音楽と大学と

パリと音楽と大学と

パリにて声楽、シャンソンを指導。パリの音楽学校在学中より、フランス各地・ヨーロッパで様々なコンサートを経験。フランス国家公認声楽講師資格。アラフィフの物語を振り返るつもりです。

思い出話。

私はそちら方面にまず仮住まいして、余りのにぎやかさに目を回しました。メトロから徒歩7分というのも、全然だめだった要因。さてそこからみつけた引っ越し先は「眼と鼻の先」だったので少しずつ歩いて引越し。大家に会うこともなく、そこに住んでいた美術関係の日本人の子とお話したことがあります。


おいしいパン屋さんが割と近所にあるのを彼女は教えてくれました。「でも毎朝買ってたらお金が持たないよね」という話だったりして。クロワッサンのことです。もうすぐ彼女が引越しをしてお別れ、というとき、近所の喫茶店で、いや、カフェで、いろいろ話しこみました。私はフランスへ来て数か月、彼女の方が先輩。だけど、そりゃああつくあつく、それぞれいろんな希望を語りました。カフェで朝ごはんを座ってだべるのも、私たちには贅沢でしたね。


何がかなったかな?何がかなわなかったかな?

かなわなかったことはきっとあるけれど、まあいいや。


いま彼女どうしてるかな~~