　４月に入っても、体調の方は相変わらずの感じですが、雨が多いなりに気温は上がってきたようで、どうにか過ごしやすくなってきました。

　ただ、こなさねばならない急な仕事がございまして、それに手間取っておりました。

　そうこうしていると更新が滞ってしまう。

　ということで、今回はまとめて２本、の感じで。

　まず２日火曜日は、美浦トレセン近くで石神深一騎手に、実に久しぶりにジックリと取材させていただきました。

　今はどこかの媒体に予想を載せたりはしてませんので、来週の中山グランドジャンプに出走する馬の取材ではありません。ですが、余談的にマイネルグロンとオジュウチョウサンの比較、みたいな話になりまして、チラッとだけ触れてくれました。

　いやホント、なんだかこの20年で、ひと味もふた味も違う人物になったなあ、と感慨深く感じました。息子さんが騎手デビューしてるんだから、当たり前か……。

　３日水曜日の午前中。角川シネマ有楽町（読売ホール）という映画館で「松田優作生誕75周年」の特集上映が開催されていて、その一本である『ひとごろし』という作品を観てまいりました。

　「行くように」

　とまでは言われてませんが、以前からこの作品については出演している高橋洋子さんご本人から聞いていて、上映時間に空きがあったので、ただそれだけのために有楽町に行ってきました。

　松田優作というと、アクション俳優だと思えばこそ、文学座出身だと聞いた時には驚きましたし、この作品は珍しい時代劇なので、では剣豪役なのか、と思ったら気弱な侍役……。かなりレアな松田優作の姿が見れるだろうと思って、これはもう見ておかねば、と思っていたのです。

　原作が山本周五郎とあって、コメディー調のなかにどこかヒューマニズムの要素を感じさせる内容。ある意味、ファンタジーっぽくもある。

　とにかく文学座で同期のお二人が、生き生きしていて、かつ瑞々しい。

　音楽が渡辺宙明ってのも古き良き「日本映画の時代」が感じられて、楽しめました。ありがとうございました。

　そして４日は孫案件の前に下妻へそばを食べに行き、本日５日は筑波市で仕事の打ち合わせ。で、そこで急きょ、明日の中山競馬への参戦が決まりました。

　今年は皐月賞を現地で観ることが叶いそうになく、それこそ中山グランドジャンプが春のラストになるかもしれません。その前に、という感じですが、午前中いいとこありませんかねえ？？

ほらほら後手に回ってしまう