　我が愛車の走行距離については、ブックログ当時からネタにしたことが何度かありました。昨年の１月に書いたこちら↓もそのひとつ。

　40万キロ突破のタイミングで画像を載せたものでした。

　で、昨日、ディーラーに渡す直前のパネルの画像がこちら↓です。

　なんだかんだ言いながら、やはり１年で４万キロ弱乗ったことになるんですかね。

　夏に車検ですし、タイヤもバッテリーも、その他モロモロ交換が必要になりそうなのもあって、とうとう乗り換えることになりました。息子には、「ここまで来たら〝500000〟って数字も見たい気がするけど」などと唆されそう（？）になりましたけど、上記の通り、〝438254〟で決断しました。

　距離もですが、本当にいろいろあった13年もの年月を、ともに過ごしたことを思うと、機械であり道具に過ぎない自動車ですけれど、寂しいというか、感慨深いモノがあります。

　その間に両親が立て続けに逝くことになった一方で、子供たちは独立し、孫も生まれました。

　震災前後の大騒動を経験し、その頃から心身のバランスが微妙に崩れたこと（かなりオブラートに包んでます）からも、全国各地のドライブで助けてもらった気がします。２冊の本を書かせていただく際にも、徹底的に働いてくれました。

　両親の件で茨城ー兵庫を何度も往復したことと、ほぼ同時期に、本の執筆用の取材に使ったことが重なって、この走行距離になったことは間違いありません。

　とにもかくにも、無事故で終えることができて、これもやっぱり、いろいろな人や事象に感謝すべきことだと思ってます。

　乗り換えた車は中古車。とはいえ、昔のクルマに13年も乗ってますと、現在のクルマ事情には疎くなるもの。装備は未経験なものが少なくないですし、慣れるのにちょっと時間がかかりそうです。

　手元に来たクルマは、私の方の都合（？）で、いつまで乗れるのかはわかりませんが、引き続き安全運転でまいりたいと思います。それが何より一番です。

　前のクルマについて、ディーラーさん始め、ガソリンスタンドのスタッフさんや、タクシーのドライバーさんですとか、要するにクルマに関するプロの皆さんに、

　「社用車として使うクルマでなくて、自家用車としてのクルマでこの走行距離は見たことないですよ。どうしてたんですか？」

　などとよく言われ、聞かれたもんでした。

　まあ実際には、冒頭に紹介した記事内でも触れました通り、もっと走ってる人は少なからずいらっしゃると思いますし、私も特に何かした、というのはないかなあ……。

　定期的にオイル交換等の整備をお願いし、無茶な運転を避け、若い時と比べるとスピードを出さなくなりましたかねえ。

　あ、しいて言うなら、仕事で使っている際にハイオクガソリンを入れてましたか。どうしても距離を乗りますから、燃費と価格間の問題は小さくなるんじゃないかな？という思いだけで……。

　「それは全然意味ないよ」

　と言われたことは何度かありました。でも、ま、気持ちの問題ですから。そうした諸々の要素が無事故につながったのかなあ、とも思いますし……。

　とりあえず私のクルマが44万キロ弱の距離を無事に走り抜いた、ということだけは事実です。

（『タクシー運転手　約束は海を越えて』をもう一度観てみようかな）

クルマの備忘録（走行距離43万キロ）