続きです。

前回の記事はこちら


後免駅から、今回の旅行の最初の目的線、

土佐くろしお鉄道の「ごめん・なはり線」に乗車します。


正式には「阿佐線」といいます。

文字通り、阿波と土佐を結ぶ鉄道として計画されましたが、

国鉄経営再建のあおりを食って、建設工事が途中で凍結。

その後、第3セクターの土佐くろしお鉄道が引き継いで、

後免から奈半利までを2002年に開業させました。


さて、今回の旅行で使った切符はこれ。


「1日乗り放題きっぷ」です。

後免-奈半利間を往復するだけで、元が取れる。


さて、この切符の周りにキャラクターが描かれています。

駅名票にも。



それだけではありません。

こんなオブジェもあります。

(これ、意外と大きい!)


ごめん・なはり線には、各駅に、地元の漫画家やなせたかし氏による

イメージキャラクターが設定されています。

この駅員風の男性の名前は、「ごめん えきお君」です。


このえきお君の下には、やなせたかし氏の後免駅を謳った詩「ごめん駅でごめん」の碑もあります。

全文を披露すると、

「ごめんごめんごめん ごめん駅へ行こう 電車が着くたびに ごめんごめんごめん

 ごめん駅ではみんな ごめんごめんごめん 私もあなたも ごめんごめんごめん

 ごめんごめんごめん 言いそびれた言葉 ごめんごめんごめん ごめん駅でごめん

 ごめんごめんごめん ごめんねごめんね ごめんごめんごめん」

という詩。何ともユーモラス。


さて、列車に乗りましょう(残念ながら電車ではなく気動車です…)。

「1000形気動車」と言われるものです。

(この写真からも、えきお君の大きさが分かります。)


後免駅のゼロキロポスト。


このごめん・なはり線は、多くが高架線になっているので、

風景が結構楽しめます。

特に、あかおか駅(正式名称がひらがなです。)から先は、

あるいは集落越しに、あるいは眼下に、

太平洋の海が広がります。

18日は台風の余波の風があって、白い波を伴ううねりがありました。


そうこうするうち、終点の奈半利駅に到着。



奈半利駅全景です。

この駅は、津波時の避難ビルになっています。

南海トラフ巨大地震の予想では、ここでは津波が10m以上にもなります。

このような避難所が海岸沿いの集落のあちらこちらにありました。


ここにも、キャラクターがいます。「なは りこちゃん」です。


帰りの列車も乗って来た車両と同じ1000形気動車。

奈半利駅での出発までの間に撮りました。


次回は、高知駅周辺でうろうろします。


今回乗車した区間

土佐くろしお鉄道阿佐線(通称ごめん・なはり線)42.7キロ

後免12:40→13:45奈半利


以下、しつこいですが、いつもの宣伝です。


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