近鉄の内部・八王子線と言えば、近鉄四日市を起点に、
軌間762ミリという狭軌の鉄道ですが、
近鉄は、この線が赤字経営であることにかんがみ、
鉄道を廃止してBRTを含めたバス輸送への転換を図りたいとし、
四日市市と協議してきたのですが、
9月27日、四日市市が鉄道施設を保有する第三種鉄道事業者となり、
四日市市と近鉄が共同出資する新会社を第二種鉄道事業者として、
上下分離して、引き続き鉄道経営を行うことで合意したとのことです。
私がこの線に乗ったのは、土曜日の夕方で、
買い物帰りと思われる方が乗っていましたが、
そんなに混雑するというほどではありませんでした。
通学時間帯は混雑するのかもしれません。
でも、四日市市はなぜ鉄道に拘ったのか。
毎度のことながら、鉄道存続、という話を聞くと、
鉄道という単なるインフラに、自治体を含めた地元が固執しているように思えてなりません。
BRTなら専用軌道なので渋滞の恐れも少なく、
また停留所等柔軟な対応も可能です。
結局は、地元の判断です。
このケースは、自治体が鉄道事業者になります。
鉄道事業の運営について、しっかり意識をして欲しいと思います。