今回から三峯の記事更新中溜まっていた鉄道ネタを4回続けます。


まずは、北陸新幹線の運行体系の概要が、JR東日本とJR西日本から発表されました(2日)。


↓JR東日本発表↓

http://www.jreast.co.jp/press/2013/20131002.pdf


これによれば、北陸新幹線は4タイプの列車を運行する予定で、


1.東京~金沢速達タイプ

2.東京~金沢停車タイプ

3.富山~金沢シャトルタイプ

4.東京~長野現長野新幹線タイプ


だそうです。


列車名はこの4タイプに対応する形とのことですから、4つあるわけで…。


今回はこれを予想してみましょう。



まず、揺るがないのは、4の長野新幹線タイプで、


これは、現行の「あさま」がそのまま存続でしょう。


また、3のシャトルタイプは、「かえつ」と予想します。


加賀と越中を結んでいること、将来福井県に延伸した際にも使えること、

(おそらく、富山~敦賀間のシャトル運行になるでしょう)


かつての「かえつ(加越)」は「しらさぎ」に統一されたので、名跡が空いていること、


が理由として挙げられます。



問題は、東京~金沢を結ぶ1及び2のタイプ。


1については、いろんな方の予想がありますが、


私も有力説である「はくたか」を予想します。


現在、上越新幹線接続特急となっている「はくたか」ですが、


上越新幹線開業前は、金沢~上野間を走る特急列車の愛称でした。


そもそも「はくたか」は、立山開山における白鷹伝説からきているそうで、


富山県に縁が深いのですが、


発足当初から金沢始発の特急なので、違和感はありません。


山の名前を新幹線の列車名にするケースもあるのですが、


「白山」とか「立山」では、富山石川両県お互いにしこりが残るでしょう。


同種の在来線特急をそのまま新幹線に使うことも珍しくないので、


ここは鷹揚に「はくたか」でいきましょう。



そうすると、2はどうなるのか。


「はくたか」が比較して強い印象を得るためには、


石川県の県鳥である「いぬわし」(まだ列車名として使われていない)とかでは、ダメでしょう。


「つるぎ」説も有力ですが、「つるぎ」も富山県の山ですし、


個人的には、北陸三県に一切止まらなかった寝台特急の愛称をつけてほしくありません。



そこで、大胆ですが、「しらゆき」でどうでしょう。


「しらゆき」は、かつて金沢~青森間を走る昼行急行の名前でした。


日本海縦貫線の高速化とともに廃止されましたが、


雪国を走る列車の愛称としてはピッタリです。



まとめますと、


1.東京~金沢速達タイプ…はくたか

2.東京~金沢停車タイプ…しらゆき

3.富山~金沢シャトルタイプ…かえつ

4.東京~長野現長野新幹線タイプ…あさま


こうなります。



実は、捨てがたい愛称がもう一つ。


それは「かがやき」です。


「かがやき」は、北陸から上越新幹線への乗換駅がまだ長岡だった頃、


金沢~長岡間を走る新幹線接続特急の愛称でした。


通常の特急列車と比べて停車駅を少なくし(金沢を出ると、富山と直江津にしか止まらない)、


速達で結んでいたのが特徴です。


でも、今回は、もっと有力なものがあると判断し、敢えて外しました。



さあ、どうなるのか。


発表は間近です。