今日は、先週火曜日に医者に出掛けて以来となる、本格的な外出をしました。
ずっと伸び放題だった髭も剃って、明日からの仕事に備えます。
さて、先月末以来、この記事について書きたかったのです。
西武鉄道などの親会社である西武ホールディングスの筆頭株主である、
アメリカ投資ファンドのサーベラスが、
昨年秋に西武秩父線など5路線の廃止を含む改善策を提案した、という記事。
サーベラス側は、検討項目の一つとして挙げただけで、
具体的にそのような提案はしていない、としています。
真偽のほどはともかく、
西武鉄道といえども、赤字路線に関する具体策を示さないと、
存続問題が問われる事態になっているということは注目すべきでしょう。
結果として、鉄道路線そのものが廃止になることはないと思いますが、
その存続の在り方について、
引き続き西武鉄道が今の姿で運行するとは限りません。
例えば、近鉄が養老鉄道や伊賀鉄道にしたように、
鉄道施設は保有しながら、運営を地元企業(第3セクター含め)に委ねる方法や、
逆に、鉄道施設を地元自治体に持たせて運行だけは西武が行う方法など、
地元が資金を供出することで存続の道を見出す可能性もあります。
現在、サーベラス側の仕掛けているTOBは成功しそうですので、
西武ホールディングスに対する発言力が強くなることを考えると、
その可能性は結構大きいのではないか、と見ています。
いずれにしても、
鉄道はタダでやってこない。
地元の選択に注目です。