駅めぐりの(5)は、梅ヶ丘駅周辺です。
そもそも、なぜ梅ヶ丘という名になったのか。
諸説あるようですが、
この地に昭和9年に駅を作るとき、
駅名を土地の有力者である相原氏の館で相談していたところ、
相原家の家紋が梅鉢で、また、立派な梅の木があったことから、
梅ヶ丘という名前になった、という説や、
この地が古墳で出土品も多く埋められていたことから、
埋ヶ丘から梅ヶ丘になったという説があるようです。
いずれにしても、駅名が最初で、そのあとで世田谷区梅丘が誕生しました。
ちなみに、駅は「ヶ」が入ります。
さて、羽根木公園の梅林は、というと、
昭和42年に、当時の区議会議員が植えたのが最初のようです。
ここに由来が書かれています。
いまでこそ、羽根木公園が立派な梅の丘になっているのですが、
駅名の由来は、結構面白いですね。
さて、肝心の梅ですが、7分咲きといったところでしょうか。
これは、太宰府天満宮から寄贈された「飛梅」です。
公園では、ちょうど餅つきをやっていました。
「代田の餅つき」といって、世田谷区の民俗無形文化財に指定されているようです。
6人で反時計回りに順番についていきます。
この日はとてもすっきり晴れた一日。
駅めぐりにもちょうど良い気候でありました。
次の駅めぐりは何にしようかな…。