今日の東京は雪予報でした。


関東南部で10センチぐらい積もると昨日は言われていたのですが、


結果、雪は降ったものの、東京都心では積雪は記録されませんでした。



JR東日本は、昨日のうちから、70%運転を宣言、


電車の本数が少なくなっていることもあってか、駅に人があふれ、


中には線路に転落した方もあったそうで、


一部情報では、秋葉原駅の人身事故は、


ホームに溢れた人に押し出されたとの話も。



昨日のうちから間引くというJR東日本の判断は、


間違ってはいません。


雪のためスピードを落とし、


また雪だと普段車などで出勤される方が電車を使うため、


ただでさえ遅れる要素満載に加え、


JR線は規模も大きく、駅間距離が他の私鉄に比べて長いため、



同じ間隔で運転すると、どうしても駅間でストップしてしまいます。


それが長時間になることを避けるには、


電車を間引くしかないのです。



ただ、今回については、予報よりも降雪量が少なく、


通勤のために家を出る時間帯は雨から雪に変わるところだったため、


特に時間帯をずらして早く出ることがなかったことから、


思うほど乗客が分散せず、


電車は来ない、乗客は減らない、で駅に人が殺到し、


結果として、JR東日本の判断ミスということになってしまいました。



こうした判断は難しいです。


早々に間引くことを決定したため、


社員や車両の手配も間引き運転に合わされたため、


急に戻すこともできず。


仮に対策も取らずに大きな遅れを生じたら、逆に非難されるわけで、


JR東日本には同情しますが、


結果は結果。


次に生かして欲しいと思います。