天気が悪くなるたびに、
思考がネガティブになっていく。
まさに病気。


私は何が欲しいんだろう?
もう、とっちらかってきて、
まとまりがつかない。

まず、
「浮気相手」という立場はとても侮辱的だ。
私を尊重していない気がする。
私って、そんなにどうでもいい人間なの?
そう思うたび、とても自己肯定感が低くなって
生きる気力が削がれる。


お互いが「浮気相手」ならまだ、少しは納得できる。
でも、真面目に恋愛をしてしまったら、
「浮気相手」とは言えないよ。
少なくとも私にとって彼は「浮気相手」ではない。


やっぱり、適当なところでやめておくべきだったな。

それなら、この恋を終了させるには?

私は意地汚いので、
自分から未練も何も無く断ち切るためには、
新しい恋に落ちない限り無理。

そして、まだ、彼のことに夢中なうちは、
新しい恋に落ちる事もできないんだろうな。

ということは、終わらせるためには
振られるという選択とるべき?

これって
 Selective Passive Resistance に
なるのかしら。

でも、振られたとしたら、
それこそ、一度身も心もボロボロになる覚悟がいるし。
それもつらすぎる。


で、結局今のまま、
私だけが悩みながら日々を過ごす、しかないのかな。

あとは、物理的に遠くへ行くこと。
それは今まで何度もやってきた。
遠距離恋愛は、私には不可能。
ダメだと思ったら、
そう簡単には会えないところに行ってしまう。

だから、積極的に遠くに行くような人生の選択をするしかないか。
そうすると、少しずつ、思いは薄れていく。
新しい生活に一生懸命になるうちに、忘れていくことができる

やっぱりこれしかないかな。
といっても、今すぐ行けるわけはないので、
遠くに行く選択ができるような努力をしないとね。


私の先生は言ってた。
「恋は病気だから、熱が冷めるまで安静に」

安静にもしてられないし、
免疫もつかないし。
いつか回復するときを信じるしかない。

ああ、恋愛は楽しいけど、こんなにつらいんだった。
よく知ってるのに、なんで恋に落ちるんだろう。
つらいのが好きで、こんな恋にはまっているところもあるけど。

どこかに「永遠の恋」は落ちてないのかな。
いや、「永遠の恋」はもしかしたら
「永遠に恋の業火に苛まれる」というものなのかも。

それならそれで、甘んじて受け入れましょう。
どんな策略を講じたところで、
うまくは行かないんだから、きっと。
甘んじて受け入れつつ、
私の望むもののために闘うしかない。

問題は、何を望んでいるのか?だね。
そして振り出しにもどる・・・

私の望むものを探すために
恋をしてるのかもしれない。
それって、見つかるのか?
いつまで探すんだろう・・・







最近読んだオノナツメさんの漫画の中のセリフ。


「あなたは奥様のこと愛してる?」
「まあ、そうだね・・・」
「嘘はつかない人よね?」

「夫婦というよりももう家族の一員で、心がときめくことはない」
「だから女性に声をかけるの?」
「恋をしたいんだよ」
「家族じゃだめなのかしら。
 家族になってしまったら そこにはもう魅力を感じないの?」
「新鮮な空気が欲しい。」
「穏やかな空気は?」
・・・・・・
オノ・ナツメ「GENTE ③」より


私の彼も全く同じ事をいっていた。
恋がしたい、と。
家族と恋は別なんだ、と。

こういうところ、オトコはずるいと思ってしまう。
両方手にいれることに、何も躊躇がない。
そこが私には不誠実にみえる。

女性にとっては、家族としての関係と恋愛関係と
どちらがより大事なんだろうか。
私は、穏やかな家族を維持するより、
恋愛を選んでいるけれど。

私の家族は娘たちで、
彼女たちは別格だけど。
でも、もしかしたら、
とことん恋に本気になったら、
娘たちだっていらないかもしれない、とは思う。

そんな母性失格みたいなオンナは
世の中からの叱責と非難と排除で
まあ、社会で存在できなくなっちゃうんだけど。
でも、すっごく気持ちいいと思う。
一瞬だけど。
想像するだけで、ゾクゾクする。


世の中の多くの女性は、
こんなオンナになることは選ばない。
あたりまえだ。

そして
きっとオトコよりも、もっと強烈に
家族をまもりたいんだろうな。


そう考えると、
彼の「奥様」には悪い気もする。
あなたの大切にしているものに、波風を立てているかもしれません、と。

でも、それって、結局彼と彼女の問題だから、
私には関係ないか。
彼の不誠実さを共有しているというだけで、
私が勝手に申し訳ないと思っているだけ。

あ、これって、
カッコ悪い、ちょっと気持ち悪い罪悪感だな。
こんなのは、彼が負うべきもので、
私が共有する必要はないよね。
私は彼の家族の当事者じゃない。


彼に
「じゃあ、奥さんが浮気するのはどう思うの?」って聞いたら
「それは困るな・・・」だって。
自分はしてるくせに。
やっぱり、自分の家族はちゃんと保守的なオンナに守ってもらいたいんだね。
彼のそういう「オトコらしい」ジェンダーいっぱいのところ、
心から、大嫌い。



村山由佳さんが
「恋愛は自分の全存在をかけてするもの」と言ってた。

私は恋愛が大好きなので、
多分ずっとこうなんだろう。
夢中になって恋愛する。

ああ、それって
私にとっては、
どこまででもいける麻薬みたいなもの。
かなり人生を破滅させるよね、きっと。

それを肯定していける限り、
私は大丈夫、だと思う。

私が気に食わないのは、
彼がそこまで本気にならないところなんだな、きっと。

大人の分別は、恋愛のスパイスにはならない。
やっぱり「刹那とせつなさ」、
明日なんていらない、
今だけこんなに大好きっていうところが
気持ちいいことなんだと思う。

そうならないように理性でがまんしてる。
Voice of reason にまだ耳を傾けられる。
そうやって、バランスをとってやるのも
まっとうな生活を営むためには、ちょっとは必要なのかもね。
う~ん、大人っぽい(いい歳してごめんなさい)


今日は天気もいいし、
髪を切ってきます。
ばっさりといきます。

これで新しい人生が開けるかも・・と
ちょっと期待しながらね。







思い悩んだ末、具合が悪くなってしまった。

自分の気持ちと身体はなんて密接にリンクしてるんだろう、と
改めて思う。

数年前も、恋愛沙汰で悩みすぎて病気になったもん。
意外と弱っちいな、情けない。

でも、いつまでもくよくよしていてはいられない。
雨も降ってるし、気圧は低いし、気分はまだ晴れないけど、
もういちいち悩むのはやめにした。
今日から復活します。


斉藤綾子さんが言ってた。

借りたものは返さなきゃ。
ちょっと借りてるだけだから。
そのうち返せばいいの。そのうち。

不倫とかはそういうことだもんね。

私が飽きたらお返しするということで。
よくよく考えたら、そんなに執着するモノじゃないよ。
(あえて、モノと言わせていただきます)

私はなんちゃってフェミなので、
ついつい、真面目に
オトコとも話し合ってわかり合うべき、と思ってしまうけど、
無理する事はないよね。

いままでだって、別に恋愛でなくたって、
社会の中には話が通じる(むしろ言葉が通じるというべきか)人と
通じない人がたくさんいたのは、よくわかってる。

こっちが一方的にわかり合ってるつもりだったり、
相手の言う事をわかったつもりでわかってなかったり。
そんなことはよくある事だ。

私は、相手のいう事がわかってなかったら、
わかるまでキチンと聞いて理解したいと思ってる。
それは、どんな人でも可能だと思う。

でも、困るのはこっちの話に耳を傾けてくれない人だ。
そういう人とはできる限りの努力をして相互理解につとめるけど、
あまり深追いと無理はしない方がいいと思う。

闘っても(既に立ち位置が戦闘態勢かもしれないけど)
なかなか自分が消耗するだけで、うまくいかない。


でも、わかり合うための努力はあきらめないけどね。
無理はしない。
執着しないことと誠意を尽くす事は矛盾しないと思うから。

それで空しくなる必要はない気がする。

私が思っているほど、彼は思ってないのもわかったし。
(恋の度合い?ではなくて、誠実さの問題ね。)
それで悲嘆にくれるほど暇でもない。

でも、いつかわかり合えるという野望?は捨てない。

うん、がんばろう。
今日も行ってきます!