揚田亜紀オフィシャルブログ「揚田亜紀のアガリタアガリタ」Powered by Ameba

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健康ドリンクバー10年経営。

元アイドル、野菜ソムリエ、健康管理士、商品開発、講演、執筆。食農、マナー・プロコトールの資格有


投資番組「マネーの虎」で1435万マネー成立。アイドルから実業家に転身

現在 講師 歯科医院経営

問い合わせ先 agaritawork@gmail.com

 
愛犬ハンサムが先日息を引き取りました。
 
 
 
 
15歳10ヶ月。ただただ愛嬌のある犬でした。
 
最後は腎臓などを悪くして、入退院を繰り返しておりましたが、最期はどうしても自宅で看取りたかったので退院させ、自宅で息を引き取りました。
 
自宅で暮らした最後の三週間。最後に病院から処方して頂いた薬が、驚くほど効いて、以前のドックフードを食べる元気こそなかったものの、好きなオヤツなどを美味しそうに食べ、日向ぼっこをしたり、自分でベランダに出て風を感じて楽しんだり。
 
娘が生まれ、どうしても育児優先になってしまった私は、ハンサムとじっくり向き合う機会がありませんでしたが、およそ三年ぶりにじっくり、そしてべったりハンサムと一緒にいました。
 
 
我が家もほとんどの用事をキャンセルして家に居たので、いつもみんな一緒。夜も誰かがリビングで添い寝。まさに一家一丸となってのハンサムの介護です。
 
 
ハンサムはドッグフードやご飯のようなものは全く受け付けなくなっていたので、せめてカロリーを摂取させるために、今までは禁止していたお菓子であろうと、何でもあげた。むしろ食べられるものを探しに奮闘する日々。ファミリーマートに売っているドッグフードの砂肝が食いつきがよいとわかると主人が買い占め、凍らしたアンコを食べると判ると、どら焼きを大量に買ってきて冷凍庫をパンパンにしたり。涙笑
 
 
ペット用の酸素室をレンタルしたり、皮下点滴だって一日二回、自宅でやりましたよ。「針を刺すなんて絶対にムリ!」と、主人に任せっぱなしでしたが、仕事が忙しい主人に任せるのも申し訳ないので、人生最大の決意をし、思いきってハンサムに自分の手で皮下点滴しました。怖くて怖くて最初は手が震えた私ですが、最終的にはハンサムがうっとりするほど針を刺すのが上手になり、隣では娘が「ハンサムくん!注射がんばれーー!」と明るく応援するほど和やかな日々でした。散歩もカートに乗せて何度も行き、風を感じるハンサムはとても幸せそうだったな。
 
 
 
溢れんばかりの愛情に包まれた日々。今思えば、本当に穏やかなキラキラ輝く最期の三週間でした。
 
 
そんなハンサムにも最期の日が来ました。
 
 
朝から、何も食べず胃液を吐いてしまいました。
大好きな砂肝やアンコもいっさい口をつけず、ペロっとも舐めもしませんでした。今日がいよいよ最期かな。飼い主なりに自然と覚悟した私です。
 
どうしてもキャンセルできない大切な用事があり、娘と夜出かけました。
用事を終え、寝てしまった娘を抱っこしながら玄関を開けると、ハンサムが胃液を吐きながら玄関でぐったり倒れていました。
 
「ハンサム!!」娘をベットに寝かせ、ハンサムを風呂場に連れていき温かいお湯で洗ってあげると、普段は嫌がって抵抗するのに、もう、身を委ねたままグッタリしてました。
 
すぐに皮下点滴をし体をさすってリビングに連れていき、ハンサム用のフカフカのベッドで寝かせると、ハーハーしていた苦しそうな呼吸は少し和らぎ、ほんの少し落ち着きました。
 
 
ハンサムから私へ最期のプレゼントがありました。
 
実はこの時、娘の将来のために、どうしても仕上げなくてはならないたくさんの資料があり、五時間後にはポストに投函しなくてはならないものでした。
 
どうしても作成しなくてはならない、しかし作成する精神状態ではない、いっそ大事な仕事を放棄し、ハンサムの最期に専念しようか…葛藤した私ですが、大切な仕事を放棄せずに最後まで頑張る私をハンサムは応援してくれるに違いない、そう自分に言い聞かせ、自分を奮い立たせ資料作成に取り組みました。
 
 
目の前のベッドで横たわるハンサムを前に、泣きながら資料を作成し終わりました。
 
やっと終わった。
 
ハンサムは、作成し終わるまできちんと目の前のベッドで待っててくれた。今思えば、これがハンサムから私への最後のプレゼントでした。
 
ゆっくり撫でてあげるねハンサム。

と、ハンサムを見つめると、まるでこのタイミングを待っていたかのように、急に呼吸が荒くなり…その呼吸は、今まで見たことのない呼吸の荒さで…すぐに私は覚悟をしました。
 
 
主人は仕事で泊まりで居なかったけれど、無理に連絡して戻ってきても次の日の仕事に支障が出ては困るので、最期は私一人で看取ろうと覚悟しました。
 
夜中の2時頃です。
 
腕の中にハンサムを抱えました。

出会った頃の生後3ヶ月の小さなハンサム。
私に必死で抱きついてくるフワフワのハンサム。
可愛くて可愛くてたまらないハンサム。
夜も朝も、夏も冬も、千葉から和歌山までとにかく一緒。
 
私とハンサムの合言葉『  私とハンサムはいつでも一緒!一心同体!   』ボロボロ落ちる涙と一緒に何度もハンサムに伝え、何度も何度もそればかり言ってしまいました。もはや、それしか出てこなかったです。
 
ハンサムは、私の腕の中で、赤ちゃんのような可愛い顔で、そして潤んだ目で私をずーーとずーっと見つめてくれて、本当に綺麗な目で…私の目の奥を何か言いたげにずっと見てくれました。その顔はすごく可愛くて、愛くるしくて、鼻に自分の顔をすりつけてなんとか一体になろうとしましたが、鼻がすごく冷たいことと、口の中が氷のように冷たく…本当に最期なんだと実感し泣き崩れてしまいました。
 
ありがとう、ありがとう、まだ生きているうちに、と思い、必死で感謝をつたえた私ですが、次第に呼吸が荒くなり大きく息を吸い、いったんクタっと止まりました。しかし、まだ生きようとしたのか、ブルブルっと身震いしては息を吹き返し、また大きく息を吸ってクタっと止まり、また吹き返し...もしかしたら言い残したことがあるのかな。
 
勝手な解釈ですが、どしゃぶりの雨の中でも散歩に行ってくれ溺愛してくれた主人への感謝を伝えたいのか、もしくは寝てる娘に一目会いたかったのか。ハンサムに「主人と娘にハンサムからのお礼をきちんと伝えることを約束しました。
 
その約束を伝えたあと…ハンサムは最期の息を大きく吸って、小さくしぼんでいくかのように息を引き取りました。
 
最期は私とハンサム二人きりの時間でした。
 
交じりっ気のない二人だけの大切な時間。
 
母として妻としてではなく、出会った頃のあがりたあき、と、ハンサム二人だけの時間。水にして飲んでしまいたいような綺麗な最期でした。
 
ハンサム。
 
私をこんなにも好きでいてくれてありがとう。
 
 
そして、ハンサムに出会うきっかけとなった方々、ハンサムをお世話してくれたたくさんの方々、ハンサムと遊んでくれたたくさんの方々、本当に本当にありがとうございました。
 
心から感謝申し上げます。
 
娘も私もなんとか元気になりましたので、お気遣いなくお声がけくださいませ。
 
失礼致します。
 
 
最期のお散歩の日。風を感じて気持ち良さそう。
 

 

 一日2回の皮下点滴。ハンサムとの絆。

 

 
自宅で看取るために退院させると覚悟
 
 
リビングで添い寝。
 
 
布団を持ち込んで。
 
 
最期一ヶ月。用事はほぼキャンセルしてずっと一緒。
 
 
離れようとしない娘。
 
 
元気になあれ。
 
 
好き 。ありがとう。 任せたよ。
 
 
出会えて良かった。性格が忘れられない。あの空気感に会いたい。
 
 

落ち着いたら、ハンサム物語を完成させなくてはね。
 
  ↓ハンサムからの声です