こんにちは。佐川彰菜です。
もうだいぶ更新が空いてしまいましたが、記憶が薄れる前に少しずつ書いていきます。
世界一周の旅で、最初に降り立ったのはバンコクでした。
アジアで、物価も安くて、旅のスタートにはちょうどいい。
出発前は、そんなイメージを勝手に持っていました。
でも、空港を出て街に出た瞬間、その考えはあっさり崩れました。
タクシー代、思っていたより高い。
カフェで頼んだコーヒーも、日本とあまり変わらない。
ショッピングモールに入れば、価格表示はほぼ日本と同じ感覚。
「え、タイってこんなに物価高かったっけ?」
正直、それが最初の感想でした。
屋台のごはんは確かに安くておいしい。
でも、清潔さや空調、落ち着ける空間を求めると、
結局それなりの値段を払うことになる。。
そのとき、ふと頭に浮かんだのは日本のことでした。
コンビニに行けば、
安くて、清潔で、当たり前においしいものが手に入る。
トイレもきれいで、水も安全で、店員さんは丁寧。
海外に出てみて初めて、
「日本って、相当恵まれてたんだな」と実感しました。
それでも、旅は続きます。
街を歩いて、電車に乗って、食事をして。
ただ、そこで次の壁にぶつかりました。
英語が、ほとんど通じない。
正確に言うと、
「聞き取れない」「言いたいことが出てこない」。
中学・高校で習ったはずの英語なのに、
実際の会話になると、頭が真っ白になるんです。
注文ひとつするのにも緊張して、
相手の言葉が聞き取れず、曖昧に笑ってごまかす。
そのたびに、
「私、今まで何を勉強してきたんだろう」と思いました。
日本にいたときは、
英語ができなくても、困ることはほとんどありませんでした。
仕事も、生活も、日本語だけで完結する。
だから、英語ができない自分を、
どこかで見て見ぬふりをしていたんだと思います。
でも海外では、
英語ができない=選択肢が一気に減る。
行ける場所も、話せる人も、
感じ取れる世界も、ぐっと狭くなる。
それが、悔しかった。
「このまま旅を続けても、
私はきっと、表面しか見られない」
そう感じるようになりました。
そこで思い浮かんだのが、
語学留学をしてしまう、ということ。
マンツーマン中心で、
英語を話さざるを得ない環境。
欧米よりは費用も抑えられる、フィリピンはどうだろう?
世界一周の途中で、
一度立ち止まって、学ぶ時間を取る。
それは、出発前には想像していなかった選択でした。
旅に出たからこそ、
自分の足りないものが、はっきり見えてきた。
日本の良さも、
自分の弱さも、
どちらも、机の上では気づけなかったことです。
100日は戻らない。
でもその100日は、
「ただ移動する時間」じゃなくて、
自分を作り直す時間でもいいのかもしれない。
次は、フィリピン。
英語ができない自分と、ちゃんと向き合うために。。