ヘブライ語で「主」の意。
高次の光の意識のあらゆる顕現。神・物質形態での
「神性」の出現の効果。
ヘブライ語のアドナイという言葉は、教師たちや
学者たちによるマソラの文書に432回登場し、
ギリシャ語のLXX旧約聖書においては、ラテン語のウルガタ聖書
では、シリア語のペシタ、アラム語のタルグム・オンケロスでは
ye-yaと呼ばれる。
サマリア語五書では後に複数形の二人称代名詞をともない
「わが主たち」と呼ばれる。
アドナイとは心を示す主の顕現全般を表すが、
「至高の主としてのエホバ」の意味になると
エノクは述べている。