「今の環境から抜け出したい。もっと自由に、自分らしく働きたい」
その一心で始めた転職活動。しかし、現実は甘くありませんでした。年収1,100万円の「今」からは想像もつかないほど、当時の私はボロボロになりながら戦っていました。

1. 何度も突きつけられた「お見送り」の通知
私は、自分をうまくアピールするのが大の苦手です。面接では緊張して言葉が詰まり、用意していたはずのセリフも飛んでしまう。
「未経験のあなたが、なぜこの専門領域なのですか?」
面接官の鋭い質問に答えられず、黙り込んでしまったことも一度や二度ではありません。
何社からも届く「お見送り」のメール。
「やっぱり、銀行を休職したような人間を、高い専門性が求められる世界が受け入れてくれるはずないのか……」
そう諦めかけた夜も何度もありました。

2. 私を突き動かした「自由」への渇望
それでも立ち止まれなかったのは、今の環境から抜け出したいという強い気持ちがあったからです。
「もっと自由に、場所や時間に縛られずに働きたい」
「専門的なスキルを身につけて、自分の力で生きていけるようになりたい」
そのために、まずは「自分に合うエージェント」を徹底的に探し直すことから始めました。大手だけでなく、専門職に強い特化型のエージェントにも相談し、私の「泥臭い経験」をどう言語化すべきか、プロの知恵を借りました。
面接が苦手なら、苦手なりに。
綺麗な言葉じゃなくていい。銀行員時代に流した汗や、休職から這い上がった時の想いを、等身大の言葉で紡ぎ続けました。

3. 掴み取った「一変した世界」
そしてようやく掴んだ、今の専門職への切符。
転職して驚いたのは、年収の変化以上に、「働き方と人間関係の変化」でした。
• フレックス・リモート勤務: 満員電車に揺られることも、張り詰めた支店の空気に怯えることもなくなりました。
• フラットな人間関係: 誰かの顔色を伺うのではなく、プロフェッショナルとして互いを尊重し合う環境。
• 心に余裕のある毎日: 休日に仕事のノルマを考えて胃を痛めることもなくなりました。
最後に:不器用なままでも、一歩踏み出す
もしあなたが「自分は口下手だから」「特別な実績がないから」と転職を諦めているなら、私のこの不格好な挑戦を思い出してほしいです。
面接で何度も落ちても、エージェントを変えて、伝え方を工夫して、泥臭く続ければ、世界は変えられます。
次回の記事では、「面接が苦手な私が、最後に内定を勝ち取るために変えた、たった一つのこと」についてお話しします。