いま、子ども達の学校は、期末試験の真っ最中。
長女と次男は、
それぞれラップトップのディスプレイとにらめっこしながら
試験準備に余念がありません。
そんな中、娘は時折、友人たちと談笑しています。
楽しそうに何時間も話しているときもあり、
見ているこちらが不安になることも
数学の試験を翌日に控え、思わず、
「試験の方は大丈夫なの?」
つい老婆心丸出しで、娘に尋ねしまいました。
すると、
娘:明日の数学の試験、とっても難しいの。
クラスのみんながね、わたしに教えてほしいって。
母:教えてあげる時間はあるの?あなたの準備は大丈夫?
娘:教えるとね、わたしはもっとよく理解できるのよ。
そう言って、楽しそうに友人にレクチャーを続けています。
そのうち、パソコン上で何やらプロミングを始めるではありませんか。
ああでもない、こうでもないと工夫を凝らしながら、
カラフルでオシャレなシステムを作り上げています。
母:それはなーに?
娘:これはね、数学の模擬試験システム。みんなが作ってって。
そう言って、デモを見せてくれます。
フリーソフトを駆使しながら、過去の試験プログラムに似せて
今期学んだ内容をカバーして作っているのだとか。
さすがにこれはやり過ぎではないか?
クラスメートのために、
ここまで時間を割く必要があるのだろうか・・・。
そう心配する母に、娘は言いました。
「わたしね、みんなと一緒に試験をパスしたいの。
みんながいてくれるから、学校も勉強も楽しいの。
独りだったら、くじけてしまうと思う。
仲間と一緒なら、来年の統一試験だって、
どんなに難しい大学準備課程の勉強だって
乗り越えていけると思う」
ハッとしました。
早く行きたいなら、独りで行け
遠くへ行きたければ、仲間と行け
娘にとって、目先の試験など、取るに足らないものだったのです
もっと先を見つめ、そこに辿り着くためには
ともに旅する大切な仲間が必要だと理解していたのです。
「みんなでパスできるといいね。
あなたのしたいようにやりなさい」
脱帽しながら、そう声をかけると、
「ありがとね~。わかってくれて、うれち~ね~」
もはや、どちらが親なのかさっぱりわからない
今日この頃です。
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本日もお読みいただきまして、ありがとうございました♪
良い一日となりますように。