副反応にワクワク
こんにちは、まくら体操セラピストの緒方明子です。先週、新型コロナワクチンの2回目の接種をしてきました。1回目はほとんど副反応が出なかったので「今度は絶対出るはず!」と覚悟していたのでビビりませんでした。というより副反応が出るかどうか楽しみにしていました。実は私、ここ何年も熱を出したことがありませんでした。昨年の12月から「まくら体操」という整体学を元にした、骨格を矯正して健康な体を取り戻す体操を始めたのですが、これを始めても、整体学で言うところの、排泄反応(発熱・下痢・頭痛・鼻水等々)がほとんど出ませんでした。体が良くなるには、まず体が緩んで、それから要らないものを出そうとするんです。それが排泄。でも私の場合、全身がガチガチに凝り固まっていて、なかなか緩まなかったんですよね。なので今回のワクチンで反応が出るかどうかは、いいバロメーターになると思ってたんです。ワクチン接種翌日午前中から順調に熱が上がり、ここで一気に上げようと思いまして、蒸しタオルをしました。そして午後一には38.1℃まで行きました。ところが夕方37.8℃と少し下がりかけたところで、なんと三男が濃厚接触者に認定されたと学校から連絡が入りました。副反応とはいえ、熱でボーッとしてる状態で頭が回らないまま、行きつけの内科に電話。なんとかPCR検査してもらえないかお願いしたところ、近所なので、検査キットを貸し出して採取してくるなら対応してくれるとのこと。時計を見たら、病院が閉まる時間まであと30分しかない!走りましたよ。そんなこんなで病院行ったり来たりしてるうちにまた38.1℃まで上がってしまいました。翌日は37.2℃まで下がりましたが、結局微熱が丸一日続いてしまいました。整体学的には、発熱は薬で無理矢理下げない方が予後が悪くならないそうです。ただし本人の体力など状況によるので、ここは十分な注意が必要ですが。体力のある若者なんかは、スコーンと熱が上がってスコーンと下がるらしく、小さい子供のような熱の出し方が理想的です。熱を出すにも下げるにもエネルギーがいるんですね。今回私は上げるには上げれましたが、下げるのに時間がかかってしまったのでやはり体力がないんだなぁと実感しました。それにしても、うちの子達が小さい頃は、そんなこと知らないので、ちょっとでも発熱するとビビってました。まぁ、保育園に預けられないっていうリスクがあったというのが大きいですが(苦笑)あの頃にこういう知識があったら。もう少し心のゆとりを持って看病してあげられたんだろうな。子供のことだけでなく、私自身も結婚してからは常に「今は倒れられない」と緊張感で張り詰めていて、体はガチガチだったんです。そんな状態が「私って全然風邪ひかない健康体!体力だけは自信があるの」って思っていたんですよね。あのまま何も疑わず何年も過ごしていたら、いつか大病を患っていたかもしれませんね。う〜ん、こわっ。ストレスと同じで、ちょこちょことガス抜き、毒抜きできる体が元気な体なんですよね。自分の意思でちゃんと体や心を緩められる。そんな状態になるのが私の理想なんです。あ、ちなみに三男の結果は陰性でした。ほんと助かりました~。