苦手な「片付け」を克服できた私のストーリー
私の家族紹介
夫は仔犬のような目をもつカマキリ体型のガリガリ中年。
真面目に会社勤めをして、週末は趣味のバイクでツーリングを楽しんでいます。
一人息子はサッカーに夢中の無口な中学2年生。
毎日部活動に励んでいる。
なのに日増しに肥満気味になるのはなぜなんだろう・・・。
この家族の主婦であり母親なのがこの私。
結婚前は父親が経営している会社で働いていて、ちょっと派手めな生活をしていました。
海外旅行、ブランド品の買い物、エステ通い、合コンの日々も今では遠い昔のこと。
夫とは父の会社で出会い、恋に落ちました。
しかし、社長の父は彼が私の夫としてふさわしくないと思っていたので、結婚は猛反対されてしまいました。
とりつくしまもないほどだったので、私たちはあきらめ、親元から離れることに。
そして子供が生まれ、私たちは家族になりました。
これは15年前の話しです。
そして現在の私はというと、おなかと二の腕がぷるぷるの、幸せなただのおばちゃんです。
片付けができないダメ主婦でした
それは、部屋の片づけです。
一週間のうち掃除をするのは2日だけですし、干した洗濯物をしまうこともなかなかしません。
ダメ主婦だなと自分でも思うのですが、昔からどうしても面倒くさくてやれないのです。
結婚してからは夫に手伝ってもらって、ようやく重い腰を上げる有り様。
これまではどうにかこうにか押入や納戸へ押し込んできたけれど、ものが多すぎて…。
特に子供が大きくなるにつれ、捨てなければいけなものが増えました。
ランドセルとか小さくなった洋服とか、よく遊んでいたおもちゃだとか。
私の持ちものもたくさんあります。
使わないのにしまってあるだけのブランド品が眠っています。
定期的に整理整頓をしないといけないとわかってはいますがまったく捨てられません。
でもそれは思い出があって捨てられないというのとはちょっと違って、単純に片付けをする作業が大嫌いなのです。
部屋が散らかっていようが、押入が開くまいが気にしない自分の性質を変えるのは、なかなか難しいものでした。
断捨離へのベイビーステップ
もしかしたら片付けられない病気や障害かもしれないと勘ぐったりもしたけれど、片付けられないこと以外はADHDやASDといった発達障害の特徴に当てはまらないので、きっと苦手なだけだと判断ができます。
何事も行動しなければ何もかわりません。
誰かの意見を参考にすることもとても大事。
かといってママ友に相談するのは恥ずかしい。
そうなれば「最初はベイビーステップ!」とネットサーフィンで断捨離の情報収集から始めました。
すると、家のものを片付ける方法とか考え方が書かれた記事ってたくさん出てくるんですよね。
断捨離って言葉。
これまでの私には無関係だったので知りもしませんでしたが、まさにその断捨離について書かれたいい記事があり、参考にしたいと思いました。
▶捨てる勇気を持つ!断捨離でスッキリな部屋 | 群青シュフビヨリ
これは私と同じ、主婦のかたが運営されているサイトです。
断捨離の他にも節約や子育てについても書かれていいます。同じ主婦目線という意味でもとても親近感が湧きます。
とりあえずこの記事通りに真似るところから始めることに。
ブランド品などお金になるものと、ゴミとして破棄するものを分けるだけの作業から始めました。
ハシビロコウな私
一向にすすまず、部屋はますます散らかりました。
その度「あーやらなきゃ」と重い腰を上げ再開することを繰返していました。
何度苦情を受けても、息子にも夫にもお願いをして「どうか私のペースでやらして欲しい」と伝えました。亀よりものろい、ハシビロコウのようなスピードでしたが続けていきました。
高くものを売ることに目覚めてしまった主婦
ようやく功を奏したのか、片付けを始めてからしばらくすると「捨てること=断捨離」でスッキリだけでなく、「断捨離≒現金」でウハウハということに私は気づいてしまいました。
使わないものを買い取りしてもらうと、即現金になったり、思いのほか大金になるたりするためモチベーションがあるんです。
そしてものによってはリサイクルショップに持っていくより、時間がかかってもネットオークション(主にメルカリ)のサービスを使って、もっと高く売りたいと思うようになりました。
使わなくなったブランド品や着なくなったブランドの洋服は売れるまで時間がかかってしまいますが、ダンボールに詰めて家の中に置いておけるので問題ありませんからね。
一方で私の所有物ではないですが、夫のバイク(不動車)のように大きなものは一刻も早く処分してもらいたい。
バイクの買取りでやめたほうがいいサービス
思い切って「動かないバイクなら処分してよ」と夫にお願いしてきたら、私と違っておしりが軽いこと(@ ̄□ ̄@;)!!
今ではネットで一括査定ができたり、スマホで撮影した画像を送ればすぐ査定してくれるサービスがあったり、とても簡単みたいです。
だから夫はソファーで寝転びながら、スマホで動かないバイクの片付けをしていました。
まるで魔法使いのようでかっこいい
*画像はイメージです
でも「ちょっと待って!」とわたしは夫を制止しました。
動かないバイクや車は通常廃車になってしまい、処分費用がかかります。
そんなものをネットで買取りしてもらったら、後からどんなトラブルに巻き込まれるか分かりません。
だから「こういうものはネットじゃなくてちゃんと買取り業者を呼んで見てもらうほうがいいんじゃない?」「その場で現金をもらえるほうがいいわよ」と、いっちょまえに夫へアドバイスしていまいした。
というのも「一括査定サイトで提示されている金額は、実際の買取価格より高くしていて、いざ買取時に支払われる金額は思ったよりずっと低いことがある」って情報を耳に挟んでいたからです。
きっと夫はダメ主婦の私からそんな事を言われるとは思っていなかったので驚いたのでしょう。子犬のような目をくるくるさせて、こっちを見つめていましたが、しばらくすると納得してくれたようでした。
バイク買取専門店で高価買取
確かにバイクや車を高く売りたい場合、本当は相見積を取るほうがいいのでしょう。しかし複数の買取りショップの人を呼び寄せないといけないので、段取りがめんどくさいです。
めんどくさいのが大嫌いなのは夫も同じ。
なので今回は動かないバイクの買取に強いっていう評判だった買取り専門のショップを見つけ、そこだけに査定してもらったら、高価買取してもらえて(๑و•̀Δ•́)و ガッツ
*画像はイメージです
片付けにはモチベーションが大事
私は家族の協力があって遅ればせながら片付けに目覚めたのです。
とても小さなきっかけでしたが行動しなければ何もかわりませんね。
そして、やっぱり私の場合はとても苦手な片付けを克服するには、それ相応のモチベーションが大事だったということが判明しました。
要らなくなった持ち物をできるだけ高く売るというゲームが得意だったみたいです。
ネットへの出品も、売れたときの喜びも、人一倍アドレナリンが出るみたいです。
要らないものを現金に替えたら、家事代行サービスや片付けサービスを利用するつもりです'`,、('∀`) '`,、
やっぱりめんどくさいことはできませんからね。
これで私は「片付け」を克服することができましたとさ。
ちゃんちゃん♪