ソマリアの風景 その1 | kichan's orange diary

ソマリアの風景 その1

こんにちはー。




ソマリアなんて未知の場所と思っていらっしゃる方がほとんどですよね。(そりゃそうだわ、私も仕事を始めるまではパイレーツくらいしか知りませんでしたから)

ソマリアでの仕事に携わっている間は私はソマリア観光(?)大使かのごとく知られていないソマリアことをお伝えしていければと思っています合格 まだ観光で来られる国ではありませんが。



海賊のお話や(あんな小さい船で大きいタンカーとか狙ってきますよね。。。ある意味すごいことです、その頭脳、ちゃんとしたところに使ってくれたと願わずにいられませんよ)、モガディシュでの戦闘以外、ソマリアのことがニュースで流れる日ってあまりないですよね。。。。


でも、私のいるハルゲイサ(Somalilandの首都)やその他の町もとっても平和で、まだまだ裕福では決してないけれど(でも裕福な人たちも結構いますが。。。) ,人々は頑張って生活しています。



昨日は市場の現地調査に行って来たので、その様子を。今日は写真の多い記録です。



市場は基本的にごちゃごちゃしています。。。。ほとんどの市場はいわゆる市営です。なのでなかなかうまく整備・管理されていなかったりです。



まずはオフィス近くの市場です。



ごつごつの坂道(これは道??)を登りきったところにあります。



kichan's orange diary



この道の整備が出来ていないので、違法ですが、大きな道路沿いに出店を出す人が多く、市場には空きスペースが目立ちます。Somalilandの市場では大体女性がお店に出ています。(途上国に特有だと思いますが、ここでも女性がよく働きます。ほとんどの仕事は女性です。絶対、男性への教育が必要だと私は思いますメモ)




kichan's orange diary



お野菜や果物を売っているおばちゃま。笑顔で迎えてくれました。


kichan's orange diary



こちら別の市場より。活気がありました。精肉コーナーです。ちょっとこういう光景苦手な人もいるかもしれませんが、こちらでは日常の光景ですよ。

このお兄ちゃん、骨を持ち上げ私に写真を撮ってくれ!!と。ありがとうございます。写真に収めさせていただきましたよ。ちょっと奥まってますが、お兄ちゃん見えますか??



kichan's orange diary


こちらはとっても大きい市場。なので、生鮮食品だけではなく、日常生活品や家具まで取り扱ってます。屋根のある市場スペースなのですが、仕切り方がだめらしく、皆さん通路にお店を移動。。。ちょっとした手直しでこの空間は有効に利用できるはずなんだけど。。。。


kichan's orange diary


kichan's orange diary


私も初めてカーペットや家具を売っている市場に来ました。大きいのですが、ほとんどの場所は足場は土です。。。。舗装整備されてないので、どんどんガタガタになっていっている感じを受けました。


kichan's orange diary



こっちの市場は屋根がないです。この写真からはなんとも凄まじい、壊れた家屋?のように見えますが、屋根を作ろうといろんなプラスチックシートをかけて、それが乱れきっているので、プラスチックシートだとしてももうちょっときれにかけられるはずです。



kichan's orange diary



むしろ問題は、オープンスペースとしてデザインされたのがまったく機能していないこと。


の小さな囲まれた部分には木を植え、4-5箇所に配置されて、緑あふれるオープンスペースでみんなくつろぐという設定だったらしいのですが、木は育たなかったよう。。。。ここでは、オープンスペース、や公共の空間なんていうコンセプトがまだ存在しないから、もっともっと利用者達と話をする必要があります。




kichan's orange diary


長くなりましたので、最後はソマリアの子供達。この子達も写真を撮ってと寄ってきて、ポーズをとって待ってくれています。子供達はどこの国でもかわいいですベル



kichan's orange diary



この子供達をはじめ、ソマリアの人たちの住環境が少しでもよくなるようにお手伝いすること、それが今の私の使命ですね。ニコニコ